僕は小学2年生の後半に入塾し、当時は受験は意識せず楽しく通塾していました。しかし、5年生の頃から受験勉強が本格化し、自然と受験への士気が高まりした。5年生の後半の浜学園の中学説明会で甲陽学院の先生のお話にとても心を惹かれ、第一志望に決めました。
6年生になり甲陽コースで必死に勉強に取り組みましたが、夏期講習を終えても成績は伸びず、母と志望校について相談しました。でもどうしてもあきらめることはできませんでした。秋からの甲陽中入試練習で1回目が不合格、2回目は合格、公開学力テストの順位も落ちてきました。
マスターコースはVSVクラスでしたが、甲陽コースでは2組と3組を行き来し本当に辛かったです。11月末の3回目の甲陽中入試練習では志望校変更を覚悟して臨みましたが、努力は実らず不合格でした。その夜は悔しくて泣きましたが、コース変更を決意しました。以前、見学に行った洛南高等学校附属中学校の印象がよく、洛南中プレで合格だったことから第一志望に決めました。しかし洛南・洛星コースは遠方のため、12月から六甲コースに変更しました。甲陽の過去問は十分に取り組んでいましたが、六甲学院中も洛南高附属中も問題傾向が違い、最初は合格点ぎりぎりで焦りました。六甲学院中の合格を確実にするため、暗記分野の踏破と語句マスター1500を2週間で仕上げました。六甲コースの授業は理解しやすく、先生方が洛南の過去問についても丁寧に教えてくださったおかげで、自信を取り戻すことができました。
そして1月、六甲学院中に合格したうえで、洛南高附属中入試に臨めたのは、これまでの自分の努力を信じて力を発揮できたからだと思います。当日朝のミニ講義で、甲陽コースで一緒に頑張ってきたみんなに負けたくないと強く思いました。その結果十分に力を発揮し、洛南高附属中の合格を勝ち取ることができ、本当によかったです。僕の体験記が、志望校選びに悩む受験生の皆さんの参考になればうれしいです。