2月から始まる6年のスタートは理想的な形で始められた。全てV0に入り「がんばるぞ」という気持ちであふれ、公開学力テストで常に10傑に入ることを意識した。個性派ぞろいのマスターコースの先生方に指導いただく授業はとても楽しかったが、宿題が多く必死な毎日だった。数ヶ月経つ頃「勉強だけしていても意味があるのか」と思うようになったが、相変わらず大量の宿題の御陰で公開学力テストも合否判定学力テストも女子最難関中オープン模試も申し分のない成績だった。しかし、今まで以上にヤルキが出てきた矢先、ついに体調を崩した。40度を超す熱、おまけに痙攣をおこして入院。翌日の公開学力テストを受けられず算数はクラス落ち。「勉強だけでいいのか」と燻っていた思いが爆発した。6月7月は登塾登校拒否。やらなければいけないと思う自分と勉強したくない自分との葛藤の日々だった。6月7月の公開学力テストの成績は良かったが、現実は甘くない。8月の公開学力テスト、女子最難関中オープン模試、合否判定学力テストの3つ惨敗した。そんな結果をつきつけられてもお尻に火がつかなかった。学校見学で楽しい思いをしても熱が冷めてしまう。そして第一志望もなかなか決められずにいた。私は弱かった。本当に手のかかる生徒だったと思う。こんな私をLコースの先生方は見捨てなかった。私の性格を十分に見抜いた上で親身になって導いて下さり、ガス抜きに話を聞いて下さった。9月1回目の日曜志望校別特訓を休んだり、入試直前特訓の授業を脱走したり最後の最後まで迷惑をかけてしまったが、私のことを辛抱強く見守って下さりました。
本当にありがとうございました。
結果的に無事合格することができたからこそ今ふり返ることができる1年。勉強より遊び、遊びより寝るというスタンスの生活も終わった。結果が違っていたときの自分が恐ろしい。
この先6年生になる方たちに伝えたいことがある。浜を信じ、先生を信じ、自分を信じることが最も大切であるということ。自分がこうだと思うやり方で勉強し、先生に言われたことも取り入れて生活する。それで合格間違いなし。
最後にもう一言。「絶対に私のマネをしないで下さい。」