受かるかどうか心配だ…という人も少なくないでしょう。テストの点が悪かったり、調子が良くなかったりして落ち込んでしまうということもあると思います。現に僕もそうでした。でも「僕は浜学園というすごいところの生徒なのだ」と思い直し、気持ちを切り替えました。
僕は、次の2つを頭に入れることで合格することができました。一つは「とにかく手を動かす」ということです。僕は算数が苦手でした。でも、あることをするようになってから初めての問題も解けるようになりました。そう、手を動かすようになったのです。解き方が分からなくても、文章を式に直したり、図を書いたりするだけでいいので何かしら書くようにしましょう。そうすることで、どう解けばいいのかが見つかります。もう一つは絶対諦めないということです。僕は洛南の入試当日、算数が全然わからず、こりゃダメだなぁと思いました。でも諦めずに最後まで取り組みました。それが合格につながりました。「諦めたらそこで試合終了です」。最後の1秒まで全力でぶつかりましょう。本番は緊張して忘れてしまうのではないかと不安になるかもしれません。しかし僕はあまり緊張しませんでした。なぜなら前受けで本番と同じ体験をしていたからです。前受けをすることを強くオススメします(前受けの時は手汗でシャーペンがベトベトになるほど緊張していましたが)。
本番といえば、失敗しがちなものがあります。それはうっかりミス。これをしてしまうと非常に痛いです。難しい問題が解けても簡単な問題が解けても、同じ点数のときもあります。難問にとりかかる前にそれまでに解いた問題の見直しをしてベストな答案を作りましょう。入試で合格する人というのは、誰も解けないような難しい問題を解ける人ではなく、自分のできるところをきっちり合わせた人なのです。
最後に僕の志望校合格を強く応援して、たくさんのサポートをしてくれた先生方、事務の方、算数をできるようにしてくれた先生、多くの質問をきいてくれた先生方、本当にありがとうございました。