「ポジティブでいること」― これが私の座右の銘で、第一志望洛南高附中に合格出来た理由がこの言葉に集約されていると思います。ただ、前向きに考えすぎることも控えた方が良いときも当然あります。私の場合ですが、3、4年生のときに成績が落ち、それでも「なんとかなるでしょ~」と楽観的に考えていた時期がありました。これでは成績が落ちることを止めることはできません。何故成績が下がったかを考え、なんらかの対策を立てることが必要です。しかし、受験が迫った時期は「ポジティブでいること」が大切になってくるでしょう。そこで、いくつか自分の体験を挙げようと思います。
一つ目。塾に行く日が増え、学校の友達と全く遊べなくなりました。これは当たり前で仕方のないことですが、今年は休校期間中友達と会えず、余計に「孤独」が募った気がします。そこで、私はこう考えました。「終われば遊べる楽しみが何倍にも増す!」と。この考えのおかげで寂しさを乗り越えられたように思います。
二つ目。浜の友達(ライバル)の出来が良すぎて、「自分なんかが受かるのだろうか」と不安になってしまうこともありました。しかし、日曜志望校別特訓と入試直前特訓でお世話になった先生が、「自分が受からなくて誰が受かるのだ、という気持ちで臨め」と仰いました。その言葉が素直に心にしみ込み、自信に繋がりました。感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
三つ目。試験が終わり合格発表を待つ間の出来事です。今年は得意な国語が簡単で、苦手な算数が難しく感じられました。私にとっては不利な状況で、少し不安になってしまいましたが、父が「トップで受かっても、ギリギリで受かっても、合格は合格」と言ってくれました。おかげで安心でき、発表まで精神状態も安定していたと思います。
他にも、マスターコースの先生、選択社会の先生、最高レベル特訓の先生、アドバイザーの先生、お世話係の方、事務員の方々等もたくさん励まして下さいました。本当に感謝しています。