僕は、受験というものを通して「何度同じ失敗・間違えをしても諦めない心」が大切だと知りました。この心があれば、あきらめずに解くということになって、少しずつ行きたい中学へと近づくことができるとわかりました。
僕自身、諦めない心が初めからあったかというと、全然ありませんでした。一度間違えただけでも「どうせ、自分には無理だ」と思っていました。しかし、6年生も後半になり受験というものが近づいてくるにつれ、諦めずに頑張ろうと思えるようになりました。さらに6年生の9月に僕の状況は一変しました。今までマスターコースの授業をWebで聞いていましたが、日曜志望校別特訓を京都に行って受けることになり、わからない問題や何度も間違う問題をどんどん質問しようと思える環境を与えてもらうことができました。こうして僕の諦めない心が成長していきました。そして迎えた洛南の受験当日。算数が全然分からず、一瞬諦めてしまいました。しかし僕は諦めない心を思い出し、もう一度踏ん張ろう、頑張ろう、少しでも合わせようと思えることができました。
僕は過去問をやっていても分からない問題はすぐ諦めていました。しかし、そんな時にいつも家族が「諦めずにもがき続けろ」と言ってくれました。日曜志望校別特訓に行く僕のためにお弁当を作ってくれました。家族の応援も、諦めない心が僕の中で育った一つの大きな理由だと思います。だから次は僕が伝えたいです。「諦めずにもがけ!」と。
最後になりましたが、質問を受けてくださった先生方、諦めない思いを教えてくれ最後まで僕を信じてくれた家族、本当にありがとうございました。