僕は5年生の頃、成績がとても良く、公開学力テストでいつもトップ50に入るぐらいでした。しかしなぜか6年生の2月ごろから公開学力テストの成績ががくんと落ちてしまいました。挙句の果てにSクラスに下がってしまい、非常に悔しい思いをしました。そこでアドバイザーの先生に教育相談をしていただいたところ、基礎的な問題をしっかりやりこなせば自然と成績は上がるはずだと言われました。そして先生の言うとおりにしてみたところ、なんとSクラスの復習テストで毎回満点を取るようになりました。そして8月、ついに悲願のⅤクラスに戻ることができました。夏期講習は西宮教室で受けました。3冠特訓などは難易度も高く量も多くて非常に大変でしたが、コースの先生方に「ここを乗り越えれば大きく合格に近づける」と言われ、ヤル気が出ました。しかし夏期講習が終わって岡山教室に戻ると復習テストの成績があまり理想的なものではありませんでした。僕は少し挫折しかけました。教育相談を申し込んだところ、前回と同じく過去問より基礎的なところをしっかりやるように言われました。そして復習テストの前には宿題で間違えた問題をもう一度やり直すなど自分なりの工夫を重ねるように言われました。すると成績もだんだん上り坂になってきました。
しかし11月に洛南で行われた模試では受験間際なのにD判定と非常に衝撃的な結果になり、僕はすっかり焦ってしまいました。それでもあきらめず、ラストスパートは過去問の直しと入試直前特訓、日曜志望校別特訓のまとめや直しをスケジュールに詰め込み、合格を手にしました。「合格」という字を見た時、僕は今までのつらさを忘れていました。
僕はこの6年間の受験生活を思い出し、最後まであきらめなくてよかったと思いました。あきらめない心は人をいい方向に導いてくれるのだと実感しました。成績も落ちこぼれており、まるで手の施しようもなかったであろう僕を一瞬たりともあきらめず、見放さないで支えてくださった浜学園の先生方、事務の方々、本当にありがとうございました。