私は第一志望校である洛南高等学校附属中学校に通うことになります。「洛南」で「女子」の合格ということは元々成績が優秀な塾生だったと思われるでしょうが、私はそうではありませんでした。そんな私がどうして合格をつかむことができたのか、それを書きたいと思います。
私は3年生の11月に入塾し、Hクラスからスタートしました。はじめは見たこともない難問や勉強に対する抵抗感などで泣いていたのを覚えています。4年生になるとやっとカリキュラムにも慣れてきたように思えましたが、思い返せばとにかく課題をこなすことに必死でした。無我夢中で取り組んだ日々のかいもあってか、5年生になるころには、Sクラスを維持することができて、ついに5年生の7月にVクラスに昇格。努力が報われたと思ったのも束の間、復習テストの合格点、平均点の高さにショックを受け、このあたりから小学校の友達に影響を受け集中力を欠き、成績は低迷。「このままではいけない」と一念発起し、Vクラスの維持を当面の目標としたことでなんとか持ち直すことができました。しかし、このときすでに季節は夏。受験までの残りの時間をつきつけられたことでやっと受験生としての自覚が芽生えたような気がしました。算数は日曜志望校別特訓のテキストを徹底的にやりこみ、国語は読解はもちろん、外来語をはじめとした知識分野の暗記に力を入れました。理科は過去問をベースに物理や生物の単元を勉強しました。社会はサタデーチャレンジWeb講座に取り組み、最後まで穴を埋めようと必死にやりぬきました。移動時間などのすき間時間を活用したのも大切だと感じています。受験日までの歩みをメモしていると入試当日、勇気や自信が出ます。
最後になりますが、今これを読んでくださっている皆さんのがんばりを続けてください。私は努力を続けることで合格をつかみとったと思います。春に笑えるように祈っております。