私は3年生の冬期講習から入塾し、4年生からのマスターコースでVクラスに入りました。算数と国語は復習テストでベストに入ることもありましたが、理科が苦手で公開学力テストでも足を引っ張っていました。しかし5月からそれまでの復習テストや公開学力テストなどのやり直しを本格的にするようになり、理科も苦手科目ではなくなりました。この「やり直し」の継続が合格に繋がったのではないかと思います。それでも夏期講習では理科だけ2組で、理科の成績を上げたいと真剣に思いやり直しに励みました。その成果か、12月の公開学力テストと1月の小4実力テストで10傑に入ることができ、さらに高みを目指したいと思うようになりました。
5年生になり社会の受講を始め、先生の面白い話と共に新しい知識がどんどん入ってくるのに興奮し、特に歴史への興味が湧いて、ぐんぐん成績が上がりました。社会においては「やり直し」はもちろん、「気になればすぐに調べる」という勉強方法が成績アップに繋がったのだと思います。最高レベル特訓算数の受講も始め、宿題の量と難易度に圧倒されつつも、自分の学力が上がっていく喜びが得られ熱中しました。毎月10傑に入ることを目標としていた公開学力テストでも着実に勉強の成果が出てきて、いよいよ「入試」というものがはっきり視野に入ってきました。また、灘中合格特訓にも参加し、まわりが男の子ばかりであることや内容の難しさに不安を覚えましたが、逆に、その中でベストに入りたいという闘争心が芽生えて勉強に励みました。
6年生になり最高レベル特訓算数を上本町で受けるようになりました。0組に入ることができ、不安定だった算数の成績も徐々に上がってきました。7月に夏期講習と日曜志望校別特訓、12月には入試直前特訓が始まり一気に宿題が増えましたが、なんとか過去問演習もしながら集中力を保ってこなしました。また、最高レベル特訓理科の受講を始めました。睡眠時間も圧迫されましたが、最低8時間ほどは眠るようにしました。入試の時も早寝早起きで試験に臨みました。よく眠った後はすっきりした気分で勉強できるので、皆さんもよく眠って試験に臨んでください。
私は受験生としての約3年間を通して、目標を高く持つことの大切さを感じました。今の立ち位置に満足せず上を目指していくこと、それが大事だったのだと思います。受験生の皆さんも、常に高く目標を持ち、健康にも気をつけて、合格と、その先の栄光をつかみ取ってください。
また、自由奔放な私を支え続けてくれた両親、わかりやすく教えてくださり、おやすみコールでも励ましてくださった先生方、親しくつきあってくれた友達、温かく見守ってくださった事務の方々、本当にありがとうございました。