僕は、夢の甲陽学院に合格できました!こう言うと大げさな気がしますが、5年の夏休みに旅行先で、全く勉強しなかったせいで、公開学力テストの成績が下がり、VクラスからSクラスに下がってしまいました。そんな僕が5年の11月に甲陽の音展を見に行って、どうしてもこの学校に入りたいと思った所から、受験勉強がスタートしました。6年からなんとかVクラスに戻れましたが、成績が安定しないので、小5最レをやり直しました。6年の基礎と発展レベルの問題がわかるようになり、授業についていけるようになりました。
スタートが早かったおかげで、6月の公開学力テストでは28位になり、7,8月の日曜志望校別特訓は灘コースで受けられることになりました。
このとき、問題を解くスピードやクラスの雰囲気など、いい刺激を受けました。でも、周りも勉強をし出したので成績が伸びず、10月には公開学力テストの成績が下がり、焦りました。
夏休みの終わりくらいから、計算テキストがまわらなくなり、面白くなって難問ばかり解いていたので、基礎をおろそかにしてしまったからだと思います。
この頃から、入試練習や過去問特訓などが始まり、実践に近い問題に絞って直しをするように切り替えたので、捨て問の選択もできるようになりました。
そんなゆとりのない生活のなかで、友達は大きな支えになりました。
電車でいろいろ話すことで、心が安らぎました。
入試直前は、正直受かるとしか思っていませんでした。不安がなかったので、一生に一度の受験を頑張ろうと思いました。
入試当日は、甲陽学院の中では緊張はしていましたが、一日目で受かったと確信しました。
理科が難しかったけど、どうせみんな難しいのだろうと飛ばすことが出来ました。
最後に、この栄えある結果を出せたのは、周りの人達の支えがあったからです。
あきらめずに付き添ってくれた先生や、教室の人達、励ましてくれた家族、話して不安をなくしてくれた友達、皆さん、本当にありがとうございました。