僕は4年生の夏から浜学園に入塾し、5年生になった時から甲陽学院中学校を第一志望校として勉強してきました。
6年生になった時に初めて灘中合格特訓受講の資格がとれたので、先生に相談して受講することにしました。難易度の高い授業と周りの仲間のレベルの高さに圧倒されましたが、とにかくがむしゃらに難問に立ち向かいました。今思えばこれが僕の算数力をぐっと上げたきっかけになりました。
6年生の春期講習と夏期講習、日曜志望校別特訓はM灘コースを選択しました。甲陽学院志望であれば最難関コースでも良かったのですが、少しでもレベルの高い仲間たちと切磋琢磨し、自分がどこまで戦えるかを試してみたかったからです。一番下のクラスから始まった講習も最後には1組、科目によっては0組も経験することができました。公開学力テストでトップクラスの人たちと同じ教室で同じ授業を受けられたことは僕の自信にも繋がりました。
9月に入り、僕は甲陽コースを選択しました。今まで培ってきた学力を今度は甲陽の入試に対応するための練習に切り替えます。僕が特に苦労したのは国語でした。甲陽の国語は記述がとても多く、書くことが苦手な僕にとっては大きな壁でした。最初は空欄ばかりでなかなか得点できなかったのですが、アドバイザーの先生が丁寧に添削してくださった過去問のコメントを繰り返し読み、パターンを叩き込みました。
12月・1月になり、入試練習やプレ入試がありました。これを目標に日々学習を積み上げてきたのでとても緊張しましたが、どちらも合格することができました。プレ入試では算数がとても難しく今まで解いてきたどの過去問よりも心が折れるものでした。先生がおっしゃるにはあえてこの難易度にして心が折れる練習をするためとのことでしたが…。(入試本番ではこれよりさらに心が折れるほど難しかったです!)
こうして迎えた本番当日、僕は緊張することもなくいつも通りに受けられ、全力を尽くすことができました。最後になりましたが浜学園の先生方には本当にお世話になりました。ありがとうございました。