ぼくは、7月からの日曜志望校別特訓で常に「1組をキープする」ことにこだわっていました。なぜなら、日曜志望校別特訓の先生方に「1組をキープしていたら自信を持って良い」と言われ続けてきたからです。7・8月の日曜志望校別特訓ではM灘コースには行かずに、男子最難関コースをあえて受講したため、1組をキープすることは難しくありませんでした。ですが、9月からのM甲陽コースに変わったとたん、1組はM灘コースから移動してきた人がほとんどになってしまいました。そしてぼくは、1組の中でいつ2組になってもおかしくないぐらいの順位になってしまいました。しかしぼくはここであきらめませんでした。日曜志望校別特訓の復習テストで良い点をとるため、宿題を2回やり、必死に勉強しました。それでも周りの人は算数がよくできるためぼくは全く歯が立ちませんでした。その頃が、受験勉強で一番辛く、苦しかった時期です。10月の成績も1組降格ギリギリのラインでした。そこで勉強の仕方を少し変えてみました。2回やるのではなく、苦手な問題をくり返しやることにしたのです。そうすると復習テストの点が1組標準の点数になり、総合成績も1組の真ん中ぐらいに上がりました。やっと苦しみから逃れることができ、自分に自信を持てるようになりました。そして、その自信を持ち続けたまま入試本番を迎えることができ、不安は一切なく受験し、合格を勝ち取れました。みなさんも苦しく辛い時こそ、くじけずあきらめずに考え、自信を持てるように頑張ってください。