僕は第一志望校である甲陽学院中学校に合格することができました。そこで、合格までの道のりをつづっていきたいと思います。
僕は4年生で入塾し、Hクラスからのスタートでした。そこからコツコツと努力を重ね、5年生の秋頃に念願のVクラスに上がることができました。その後Vクラスから一度も落ちることなく6年生の春期講習・夏期講習はMコース1組で受講しました。
9月に入り、志望校を甲陽に決め、入試練習や日曜志望校別特訓を頑張りました。しかしその頃から公開学力テストで思うように点数が取れなくなり、日曜志望校別特訓は1組→3組→2組→3組と不安定な成績で、入試練習も1回目・2回目はギリギリ合格の判定だったものの、3回目は不合格となり、一時は甲陽を諦めようとも思いました。その間3回ほど甲陽コースの先生に面談をお願いし、自分の成績不振に関して相談させていただきました。アドバイスいただいた事に気をつけ、その点の改善に努めたつもりでもなかなか思うように成績は上がりませんでしたが、先生の「大丈夫。合格できる力は付いているはずだから志望校は変えなくていい。」と言う言葉と、なんとしても甲陽に入りたいという強い気持ちがあったから、そのまま甲陽を目指すことにしました。
しかし大晦日に受けた4回目の入試練習も不合格、お正月のプレ入試でも得意の国語がふるわずC判定… 涙も出ないくらい悲しかったです。でも成績が落ち始めた頃からいろいろ親と話すようになっていて、今までの悪かった成績のこともあって「万が一不合格でも…」という話もしていたので、ショックを引きずらずに済んだのかもしれません。親に「本番じゃなくて良かった。終わったことはもう気にしない。本番で取れれば良いねん!」とはげまされ、残りの1週間は死に物狂いで問題と向き合いました。
入試前日の夜の「おやすみコール」で先生方からはげましていただき不安が無くなりました。そして迎えた当日、不思議とあまり緊張せずに試験に臨めました。合格発表は母に見に行ってもらい、合格だと知ったとたん全身から力が抜けそうでした。
みなさん、たとえ1つの試験が悪くても落ち込まず、前を向いてください。そして悩んだり迷ったりした時は先生方に相談するのが良いと思います。最後まで諦めずに頑張り抜いた人には必ず良い結果が返ってきます。だから最後まで諦めずに中学受験を戦い抜いてください!!