(志望校決定~直前期)
6年生になると、合否判定学力テストや7冠特訓など色々な模試があります。ぼくは、7冠特訓では最後の最後まで灘と東大寺の合格が果たせませんでした。公開学力テストも5年生までは100位前後でしたが、6年生の後半くらいからは200位前後をうろうろしていました。10月まで受けていた灘コースも2組。灘中入試練習も不合格ばかり。その状況の中、僕は親と話し合って秋に志望校を甲陽に変えました。すると甲陽合格のラインはキープしていたものの、少しゆるみが出たのか成績がダウンしてしまいました。しかし、入試直前特訓が始まると気持ちが変わりました。あと少しで受験だということで焦りが出てきたのです。そのおかげで大晦日特訓は10傑に入り、正月の甲陽中プレ入試も19位で合格。プレ入試の算数2日目はⒶ判定を取ることが出来ました。
(前受け受験~本試験)
前受けは函館ラ・サールと愛光を受験しました。愛光の方が簡単だったように思いましたが、結果は不合格でした。父の母校だったのでなおさら悔しさがこみあげてきて、泣いてしまいました。でも両親に「前受けに落ちた人の方が気合が入って受かりやすい。前受けに受かって浮かれている人を見返してやろう」と言われました。そこで気合が入りました。そして本命入試までの1週間、全ての甲陽中模試でA判定が取れていたことを心の支えにして必死に頑張りました。本番1日目はあまり自信がなかったけれど、2日目はとても自信がありました。結果は合格。愛光に落ちたことを引きずらずに頑張って本当に良かったと思いました。
(最 後 に)
皆さんも模試で結果を残すことが出来なくても、前受けが不合格であったとしても、絶対にあきらめないで下さい。そして前受けの合否に一喜一憂しないで下さい。もちろん受かって素直に喜ぶのはいいけれど、それで浮かれてしまうと元も子もありません。本命の試験にどれだけつなげられるかが勝負です。皆さんは浜学園で鍛え上げられた人達。そのことを誇りに思いながら、自信をもって本番に挑んで下さい。