ぼくは、第一志望校である甲陽学院中学校に合格することができました。そこで、合格までの道のりを辿っていこうと思います。
6年生でのマスターコースは、S2からの出発でした。5年生までは土曜マスターコースだったので、慣れるまでに時間がかかりました。でも、7月末のクラス替えでS1に上がることができました。S1に上がると同時に、夏期講習が始まり、最難関1組で受講。質問受けで5年生の時の先生に会えたことも、いい思い出です。
9月になって、入試練習や日曜志望校別特訓が始まり、甲陽を受験校に決めて勉強しました。入試練習では、第1回では不合格でしたが、それ以外はすべて合格でき、日曜志望校別特訓も3組から1組に上がることができました。
ところが入試直前特訓のクラスが甲陽1組になって油断したのか、お正月のプレ入試でC判定をとってしまい、前受けである愛光中学校に落ちてしまいました。落ち込んでいる僕に、先生は「ミスの理由を見つけて次にいかそう」と言ってくださり、慰めてくれました。そこからの1週間は死に物狂いで勉強しました。
入試への不安を払拭するのは、「おやすみコール」だと思います。僕の場合は頼んだ先生だけでなく、甲陽コースでお世話になった先生方とも話せました。好きな先生に応援をいただくことで、入試に対する勇気が湧いてきました。
そして迎えた入試当日。ミニ講義で最後の復習をして、入試に臨みました。算数1日目と理科でミスをして、不安に思いながら合格発表に行きました。実は国語でプレと同じ文章が出たということもありました。結果は合格。思わず叫んでしまうほど嬉しかったです。甲陽コースの先生方も来ていて、喜びを分かち合いましました。
僕の合格は、僕自身の努力だけでなく、周りの人達の支えがあってこそ。その友達といっしょに行ける甲陽を、心から楽しみにしています。