僕が浜学園に入塾したのは2年生の時で、土曜マスターコースに通い始めました。そして4年生からはマスターコースに移り、5年生の終わりまでV1クラスを維持していました。しかし、5年生の終わり頃、それまでこなせていた宿題が一気に増え始め、復習が十分にできないまま復習テストに臨む日が続き、とうとう新6年生のスタートの2月にはV2クラスに落ちてしまいました。とてもショックでしたが、その悔しさをバネに必死で勉強し、その甲斐あってか、4月にはV1クラスに戻ることができました。また、6月の合否判定学力テストでは3科で15位になるなど成績も安定し始めました。
このように成績で浮き沈みのあった僕にとって、浜学園の先生方の授業は好奇心をくすぐるものが多く、毎回、「今日はどんな話が聞けるんだろう」と楽しみにしていました。特に算数の授業では、単元に関連した面白くてためになる知識をたくさん教えていただき、一生の財産になったと感謝しています。
6年生になってからの受験勉強は本当に膨大な量で、全ての教科において大量の問題をこなさなければなりませんでしたが、肝心なのは量よりも質だと思います。また、毎日の復習テストで、なぜ間違ったのかを考え、間違い直しを欠かさないことも大切だと思います。
9月になると、入試練習や日曜志望校別特訓が始まり、甲陽学院中を受験校に決めて、勉強にも一層身が入りました。入試練習では、すべて合格判定を取ることができ、日曜志望校別特訓も1組を維持することができました。また、甲陽コースは、先生の授業がとても面白く、友達とも切磋琢磨しながら勉強することができ、大変充実していたように思います。そのおかげで正月の甲陽中プレ入試でもA判定を取ることができました。
入試の前日には、おやすみコールがあり、先生が、これまでの努力を信じて頑張るよう励まして下さり、受験を控えて緊張していた僕にとって、大変ありがたかったです。そのおかげで平常心で本番の試験に臨むことができ、無事、甲陽に合格することができたのだと思います。
最後になりましたが、6年の始めは、まだ成績が安定していなかった僕が、無事合格できたのは、量よりも質を意識し、テスト直しを徹底して、諦めずに頑張れたからだと思います。今、受験勉強を頑張っている人たちは、例え一時的に成績が振るわなくても諦めずに頑張ってほしいと思います。