僕は6年生のほとんどをVクラスに在籍することができました。
そのきっかけは友達の存在でした。僕は友達がVクラスで頑張っているところを見て、Vクラスに上がりたいと思い本格的に努力するようになりました。結果的に5年生の最後にV2クラスに上がることができましたが、6年生の最初の公開学力テストで大コケし、S1に下がってしまいショックを受けました。しかしそのおかげで僕の心に火がつき、絶対にVクラスに戻りたいと思い、さらに努力しました。無事Vクラスに戻ることができて夏以降はずっとV1で過ごせたこともよかったと思います。
夏期はM灘クラスで授業を受けていたことと最高レベル特訓算数も受けていたため、宿題の量がとても多く大変でした。だけど僕は、『食べる寝る以外は勉強』という言葉を念頭において頑張りました。
9月からは第一志望を甲陽学院中に定めて、甲陽コースに移りました。2学期は暑さに加えて学校行事も忙しく毎日しんどい時期でした。でも計4回実施の甲陽中入試練習のうち2回、10傑に入ることができました。これは僕にとって大きな自信につながりました。
しかし、僕は正月のプレ入試で今までにないほど順位が落ちてしまい、かなり落ち込みました。今まで解けていた算数の問題が急に解けなくなり、自信がなくなってしまいました。この時各教科の先生にアドバイスを受け、今まで解いた過去問の間違えたところを全て解き直すということを実行しました。残らず全てやり遂げました。
入試までの2週間、とても落ち込んでいた時に先生が電話で励ましてくださり、僕は先生にものすごく助けられたと思います。受験において先生以上に頼れる存在はいないと思いました。僕を支えてくれた先生方には本当に感謝しています。
これから受験を迎える皆さん。僕が受験において大切だと思うのは、「努力は裏切らない」ということです。努力した分だけ結果は実る、そう思って勉強を頑張りました。ですから6年生の一年間は大変で忙しくなりますが、努力したことは必ず実を結ぶと信じて、頑張ってください。応援しています。