僕は、入塾前の3年生の冬期講習はHクラスでした。その後の公開学力テストがうまくいき、4年生でSクラスで入塾できました。そして夏にはVクラスに上がることができ、秋ごろからは100傑にも入れるようにもなりました。しかし、まだこの時は受験についての意識はなかったと思います。
5年生になり、最高レベル特訓算数を受講し始めました。その時は、自分は算数が苦手なのにレベルの高い講座に通って意味があるのか疑問に思っていましたが、公開学力テストの成績が安定してきたことで、受講していた意味を実感できました。そして少しずつ受験に対しての意識がわいてきました。
6年生になりマスターコース、最高レベル特訓のほか日曜志望校別特訓、夏期講習などの宿題が加わり、全てをこなすことが難しくなりました。そのため両親と相談して夏以降は最高レベル特訓の受講を諦めました。そして、それ以外のことに集中して取り組みました。
ところが、合否判定学力テストや自宅受験で好成績をとれたことで自分は合格できるだろうと慢心してしまいました。
9月からは日曜志望校別特訓が始まり、M甲陽1組でスタートすることができました。しかし、M灘からM甲陽にたくさん優秀な人が来たこともあり、クラスのレベルが上がって、クラス落ちしそうになってしまいました。
また、そのころ過去問で合格点に届かなかったり2度目の自宅受験の算数が壊滅的だったことなどにより、やる気に火がつきました。そして、甲陽の過去問やその類題、自分が苦手な単元を徹底的に復習・質問するなどして算数で足を引っ張らないように努力しました。
その結果、算数は何とか立て直すことができました。しかし、苦手な化学は放っておいてしまったので、理科の過去問で50点を切ってしまうこともありました。このままではマズいと受験の2日前に家で化学の問題を解きました。するとしっかり解けるようになりました。
本番の入試の際も理科はそこそこ手ごたえを感じられたので、最後の最後まで粘ってよかったなと思いました。皆さんも、最後まであきらめず第一志望校合格を目指して頑張ってください!