ぼくは甲陽学院中に入りたくて、受験勉強を始めました。4年生の入塾時には、S1クラスでした。当時は習い事と両立して塾の宿題だけをこなしていました。5年生になって、受験勉強が本格化してきましたが、復習テストの見直しと公開学力テストの勉強をちょっとするくらいで、あとは4年生とほぼ同じでした。5年生の8月にV2に上がりました。いよいよ6年生になって日曜錬成特訓が増え、宿題の量も多くなりましたが、夏期講習まではまだギリギリ大丈夫でした。しかし、夏期講習に入ってから爆発的に授業時間も宿題の量も何もかもが増え、習い事もやめなければいけませんでした。そして秋になり、音楽会や体育会などの学校行事も増えました。なので、それ以外の時間を全て使って過去問を解きました。過去問は算数・理科は20年分、国語は10年分解きました。算数は10年分を2回解きました。いよいよ受験シーズン直前の12月になり、もう1日も休みがなくなりました。朝から晩まで塾に行き、息つくヒマもなかったので、休けいは睡眠と昼・夕食の時にしかできませんでした。お正月の甲陽中プレ入試の後に、久しぶりに家族で団らんの時間を取って、つかれをいやしました。前受けの愛光中入試では行く道中も、試験場に入ってからも、とても緊張してガチガチでしたが、テスト中は落ち着いた気持ちで取り組むことができ、合格しました。そしていよいよ、本命・甲陽中入試の日。朝6時30分ごろに行く道の途中で心を落ち着かせていました。愛光中の時よりはあまり緊張しませんでした。やっぱり、前受けをして心と体をならしていくのはいいと思いました。一日目が終わって、思うようにできず、ぼくがあまりにも落ちこんでいたので、塾の先生と話をしました。そのおかげで明日もがんばろうという気持ちになりました。家でも笑いながら話をしたり少しテレビを見たりして気持ちを引き上げました。二日目の試験は自信のある結果を出して、合格することができました。3年間の受験勉強は大変だったけれど浜の授業は面白かったです。絶対に合格したいという強い気持ちを持って最後の一瞬まであきらめないことが大事だと思います。