ぼくはこの春、第一志望校の甲陽学院中学校に合格することができました。
ぼくは新小4の2月に入塾し、H2からのスタートでした。入塾した当初公開学力テストの理科は偏差値60ぐらいありましたが、算数は40台、苦手な国語はなんと30台でした。夏の公開学力テストで3教科ともに一気に偏差値がアップしたおかげで、8月からは念願のV2に上がることができました。
そして、5年生もV2クラスでスタート。3教科のマスターコースの他に、最高レベル特訓算数も開始。マスターコースの難易度も宿題の量も増え、さらにハイレベルな最高レベル特訓算数もこなさないといけないため、成績が徐々に不安定になってきました。その結果、夏からS1になり、悔しい思いをしました。ちょうど夏休みだったので、これまでの復習をしっかりすることにし、冬からまたV2に戻ることができました。
ついに受験本番の6年生。春休みは最難関コースをとりました。いよいよ日曜志望校別特訓が始まり、天王山といわれる夏がスタート。毎日朝9時半から早朝特訓に参加し、できる限り先生に日曜志望校別特訓や夏期講習の算数と理科の難問の質問をするようにしました。
夏が乗り切れて安心したせいか秋頃は気持ちが浮わついた状態になってしまい、公開学力テストで国語が偏差値30台にまで落ちました。甲陽のテストとは傾向が違うものの、記述も苦手でかなり国語に不安がありました。このままではいけない!と気持ちを引き締め、取り組むことにしました。甲陽コースでは記述を何回も何回も書き、先生に指導された記述問題を必ずやり直すようにしました。しかし、第3回までの入試練習では国語は平均点にとても届かず、焦るばかりでした。
ちょうどこのころ母から副理事長先生の「目の前の10点を取る!」という話を聞きました。国語で30点も高く取ることはできないけれど、目の前の10点ならばぼくにも絶対に取れるはず。目の前の10点を取って、甲陽に合格したい!そう強く思いながら隙間時間もすべて使って、手を休めることなく課題に取り組み、ついに最後の入試練習とプレ入試の国語では一つが平均点を越え合格、そしてA判定を取ることができました。
入試本番でも各試験ともに「目の前の10点を取る!」ことを強く意識して挑み、無事合格を手にすることができました。
最後になりましたが、お世話になった先生方、事務の方々、本当にありがとうございました。