僕は、4年生から浜学園の最高レベル特訓をWebで受け始め、5年生ではWeb教室でマスターコースと最高レベル特訓算数の授業を受けていました。なぜなら、コロナで通塾に不安があったことと、僕はピアノやサッカーを習っていて、5年生まではそちらも出来るだけ頑張ろうと決めていたからです。しかし、最後の方は勉強を後回しにしてしまいがちになり、母と相談して6年生からは通塾することにしました。
5年生まではVクラスでしたが、6年の最初のクラスはS1。最高レベル特訓算数と最高レベル特訓理科は2組でした。頑張ってVクラスに上がろうと思いましたが、今までマイペースに勉強していていたことが響いたのか、塾のスピードについていけず、逆に成績が落ちてしまいました。春期講習では最難関3組で、初めてのクラス替えはS3に、最高レベル特訓も算数は3組に落ちてしまいました。これではまずいと思い、自習室でたくさん質問し、苦手な速さや場合の数などは5年生の最高レベル特訓のテキストを使って復習しました。すると6月のクラス替えではマスターコースはS1に、最高レベル特訓算数は2組に、それぞれ戻ることができ、それからは何とかクラスをキープすることができました。そして日曜志望校別特訓が始まる7月。最難関1組に入り、ベストにも1日に1回ぐらい載っていましたが、8月になるとM灘コースから最難関コースに移ってくる子も出てきて、ベストに載るどころか合格点以上を取るのにも苦労するようになりました。またクラス落ちしてしまうのではと不安になり、夏期講習の早朝特訓を利用してたくさん質問したり、質問した問題や間違えた問題を家で何回も解き直したりしました。そのおかげで天王山の夏を何とか1組で過ごすことができ、9月からの日曜志望校別特訓でも甲陽コースの1組に入ることができました。
しかし、学校の2学期が始まると夏のように勉強時間を長く取れなくなり、宿題が回らなくなってきて、どんどん焦ってきました。そこで、僕は時間を作るために最高レベル特訓算数は授業中に宿題をほとんど終わらせることにしました。これでだいぶ楽になって、日曜志望校別特訓の宿題に時間を使えるようになり、甲陽コース1組をキープすることができました。最高レベル特訓算数と理科は途中で辞める人も多かったのですが、僕は授業が楽しかったので結局最後まで取りました。そのおかげか、夏以降、算数と理科の成績は順調に上がってきて、最後の公開学力テストではその2教科は偏差値70前後を取ることができました。結局国語が最後まで足を引っ張り、Vクラスに上がることはできませんでしたが、甲陽コースでずっと1組でいられたことと、入試練習や甲陽中プレ入試で合格を取れていたことで、自信を持って本番に臨むことができました。
甲陽の入試では、浜学園の友達と試験の教室が一緒だったので、2日とも安心することができました。他の塾の子に圧倒されることもなく、仲間の多い浜学園で良かったなと思いました。それと、先生からのおやすみコールや、動画でのメンタルレッスンも緊張を和らげるのに効いたと思います。合格最低点が301点というとても厳しい戦いでしたが、安心して受けることができたためか全力を出し切ることができ、憧れていた甲陽学院中に合格を頂くことができました。
最後に、僕が受験をしてこうした方が良かったなと思ったことがあります。それは、
1.5年生の復習は夏ぐらいまでにやっておくこと。
2.最高レベル特訓は算数も理科もできるだけ受けること。
3.偏った勉強をせず、バランス良くすること。(僕は国語が苦手なのに算数ばかり勉強しがちだったので、最後まで国語に悩まされました)
という3つです。この3つをやっていたらそんなに焦ったり不安になったりすることも少なかったのではないかと思っています。それと、睡眠は大事なので、10時半までには寝るようにしたのも良かったと思います。
浜学園の講師の皆さん、お父さん、お母さん、僕が甲陽学院中に合格できるようにいろいろサポートしてくださり、ありがとうございました。そして、これから受験するみなさんは、焦らないで、できるだけ色々なことに挑戦し、日曜志望校別特訓のクラスにこだわって(できれば1組)ください。最後まで頑張って合格をつかみとってください。