僕は3年生の冬に公開学力テストを受け、新4年生の2月からⅤ1でマスターコースの授業をスタートしました。最初の1年間はあまり成績が安定せず、Ⅴ1とⅤ2を行ったり来たりしていました。
5年生はⅤ2スタートとなり、このままではいけないと思って復習を頑張ったところ、公開学力テストで100傑に入ることができ、灘中合格特訓にも行き始めました。灘中合格特訓はレベルが高く、ついていこうと必死で勉強しました。Ⅴ1にも戻ることができ、その後は特に算数の復習を徹底することで、それ以降Ⅴ1を保つことができました。
6年生の春、受験勉強が本格的に始まり講座が増えたことで、宿題が回らなくなりました。時間がないのを言い訳に苦手な国語の宿題を全然せずに算数や理科の宿題ばかりしていたため、4月の公開学力テストの国語で偏差値50を取ってしまいました。僕はとてつもない危機感を持ち、補習も受けて苦手な国語に愚直に向き合いました。
夏になると、日曜志望校別特訓や夏期講習が始まり、さらに勉強が大変になりました。でも同じ目標を持った友達と切磋琢磨しあうことはとてもやりがいがあり、夏休み中は塾のない日はありませんでしたが、1日も休まずに頑張ることができました。
受験本番間近の灘中プレ入試では苦手としていた国語で10傑を取り、総合もA判定でとても自信になりました。
そしていよいよ受験期に入りました。前受け校の北嶺中学校では、試験中に激しい腹痛を起こして試験に全く集中できず、結果的に特待選抜から外れてしまい、体調管理の大切さを身をもって実感しました。灘中試験前日の夜はとても緊張していたのですが、浜学園の先生からの「おやすみコール」と心配だった三字熟語の暗記をしたことで安心して寝ることができました。灘1日目で前日に暗記した三字熟語が出ていてびっくりしました。また、1日目の試験では、緊張からかあまり集中できず焦りましたが、2日目の試験は今までの頑張りを信じてと自分に言い聞かせることで平常心で受けられ、合格者平均に近い点数で合格できました。
灘中合格の勝因は、とにかく授業をその場で理解できるように死ぬ気で聞いていたことや苦手科目と向き合ったこと、体調管理を徹底できていたことだと思います。暗記は最後まで諦めてはいけません。
3年間面白くわかりやすい授業をしてくださった浜学園の先生方や、受験勉強を支えてくれた両親に心から感謝したいです。