僕はこの春、第一志望を含めて、受験した5校全てに無事合格することができました。この三年間の受験勉強で、僕がとても大切だと感じたことは三つあります。
一つ目は、自分の力を信じることです。僕は、受験直前に疲れから体調を崩してしまい、大晦日特訓、元日特訓という大きな模試を受けられませんでしたが、自分の力に自信を持っていたので、そのときは全く焦りませんでした。それは、自分が満足できるような勉強を日々やってきたからです。もしそのとき焦っていたら、治った後に気持ちが空回りしてしまい、悪い結果になってしまったと思います。だから、入試の直前にどんなことがあっても焦ることなく自分に自信を持つためにも、日々の努力が大切だと思います。
二つ目は、常に勉強の質を高めようとすることです。国語科のアドバイザーの先生がよくおっしゃっていたことですが、自分だけが今勉強しているのではなく、競争相手となるみんなが同時に勉強しているのです。でも、中学受験はみんなと同じことをしていて合格できるものではないです。だから、その勉強の質をできるだけ上げようとしてください。僕の場合は、勉強の質を上げるために、やみくもに講座や課題に手を出すのではなく、取捨選択して自分に「今一番必要なこと」に集中して取り組むことで成績を上げて、公開学力テストや模試で10傑に入れるようになりました。
三つ目は、素直に人の言うことを受け入れることです。僕は4、5年生のころ、「図を描きなさい」と言われても、意地を張って頭の中で解こうとしてミスをたくさんしていました。我流よりも、先生のやり方のほうが絶対に点数につながるやり方なので、伸び悩んでいる人は一度先生の言うことを素直に聞いてみてください。
最後になりましたが浜学園の先生方、お世話係さん、僕の受験を最後までサポートしてくださり、ありがとうございました。4月から、中学校生活を思う存分楽しみたいです。