僕が全ての志望校に合格できたのは、もちろん浜学園の先生方や家族のサポートがあってこそです。しかし、さらに僕を伸ばしたのは、浜学園のハイレベルな授業に必死でついていこうとし、先生の言うことを一言一句聞きもらさないようにしたことです。浜学園の授業は楽しかったです。
僕は、4年生で入塾した段階ではHクラスでした。けれど、そのクラスの復習テストでベストに入った時、勉強の結果が出たことに喜びを感じました。また、そのことを原動力にし、初めて100傑に入った時、同じクラスでも一目置いていて、憧れの存在でもあったVクラス上位の人に、「やるじゃん」と言われ、認めてもらえたような気がしました。そんな僕でしたが灘型の模試ではB判定ばかりで5年生のときは一度もA判定をとったことがありませんでした。だけれど昔の復習テストの直しをし、基礎から応用までを固めることで6年生の灘型模試はほとんどA判定でした。僕は秋から冬にかけて成績は一段階上がりました。なぜ成績が上がったかというと、夏のオープン模試で落ちたことがきっかけです。成績も思うようにいかず、いわばミニスランプのようでした。その時ふと思ったのが、「このままでは落ちる」ということです。灘中に受かりたかったため人よりも勉強をやって今のうちに追い抜かすことを目標にし、苦しい状況ではあったけれど必死に勉強しました。「ちゃんと成果が出るのだろうか」と心配したこともありました。けれど心配無用でした。やればやった分だけ成績は伸び、灘中模試の成績は上位で安定しました。灘中プレの成績は22位でしたが入試の前日には緊張のしすぎでごはんものどを通りませんでした。おやすみコールにより緊張はほぐれましたが、次の日は朝食もあまり食べられず緊張した状態で入試に臨みました。周りの人たちが賢そうに見えたけれど、自分の努力に自信を持って受けました。
自分の努力の量を信じられるぐらいに勉強し、自信を持った良い状態で入試に臨み、第一志望校の合格を手にしてください。