僕は入塾テストに合格して、3年生から浜学園上本町教室に通いました。その時はまだ最高レベル特訓のみの受講で、マスターコースを受講するならばHクラス相当の成績で、勉強ができるというわけではありませんでした。当然「灘中合格特訓」の受講資格はありません。
3年生の時は数の性質が得意で、その時のテストだけベスト3でした。4年生から本格的に塾に通い始めることになり、マスターコースを受講し始めました。その時のクラスはV1クラス、つまり「1年間で勉強の実力がとても上がった」のです。これこそが灘中合格の一番下の土台になったと思います。
4年生は受験勉強の中で一番成績が良かった時期でした。連続6回10傑とか…。夏期講習の期間は毎日2階にある自動販売機のパンが食べられるので楽しかったです(笑)。あと、夏期講習の成績で決まる小さなメダルが2番目のランクである「銀」だったのが癪でした。ちなみに5年生は「銅」、6年生は「金」でした。
6年生になってマスターコースが少し変わりました。そうです、V0組の設置です。0組になっていいこと3点:①0組教材がもらえる②少人数なので質問がしやすくなる③向上心、競争心が出てくる。夏期あたりから0組を維持するのは至難の業でした。2月から毎月行われる灘中入試練習は過去問以外での灘中の入試形式のテストで僕自身とても役に立つ講座だと思いました。秋から行われる日曜志望校別特訓のフォローアップも役に立つ講座の一つだと思います。理由は家では集中できないこともフォローアップを受けると集中して課題をこなすことができる上に、わからないことは先生にすぐに質問をすることができるからです。宿題が多くて回らない時もありました。そんな時はばっさり切り捨てました。
1月に入るともう受験ムードになりました。正月特訓中に地震が起こったときはびっくりしました。受験当日の緊張は①落ち着くこと②自分を信じること③これまでの苦労を思い出すことなどで乗り切りました。清風南海の受験が終わったときに灘中の合格を知らされました。その時はこれまで苦労して勉強をしたことの成果が実ったことのうれしさをかみしめていました。灘中学校合格は浜学園の先生方、お弁当を作ってくれた母、送迎をしてくれた父などの様々な人の力によって成り立ったものだと改めて思いました。