僕の成績はあまり良いとは言えないものだった。灘中など到底合格できるとは思えなかった。勉強もあまり自主的に取り組むタイプではなかった。しかし、6年生の4月の公開学力テストで16位をとることができた。それから成績が上がりはじめた。その頃から公開学力テストでも30位以内に入ることが多くなった。また合否判定学力テストや灘中の模試でも合格判定が出ることが多くなり、灘中合格も夢ではなかった。そして灘中に合格した。
この体験を通して僕はあることをみんなに伝えたいと思う。それは、今成績が悪くてもこれから先もずっと悪いままとは限らないということだ。人一倍努力すれば、必ず成績は上がる。野口英世もこう言っている。「誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ」と。
そして僕が勉強を好きになれたのも、最後まで努力して志望校に合格できたのも、受けたいと思える授業をしてくれた先生方やいろいろとサポートしてくれた事務員さんのおかげだと思っている。ありがとうございました。