ぼくは、5年の冬に「林先生と灘中生のクイズ対決」というテレビ番組を見て、衝撃を受けた。学校で「もの知り博士」と呼ばれていたのに、すべての問題が分からなかったからだ。灘中に興味がわいたぼくは、受験を始めた。2月から、9月まで他塾に通っていたが、あと少しの差で灘コースに入れないことが続き、ヤキモキしていた。そこで、このままでは灘コースに入ることは難しいだろうと考えた母が、9月に浜学園の公開学力テストを受けさせてくれた。それから入塾したが、灘コースに入れたのは11月で、最後まで3組からは脱出できなかったし、灘中入試練習や灘猛特訓でも一度も合格できなかった。そんなぼくが灘中に合格できたのは次の秘策を実践したからだと思う。そんな灘中合格の秘策を紹介します。①先生の言う事を守る→先生は色々な事を言われているが、ぼくの周りで先生の言う事を聞いていなかった人は一人も受かっていないと思ったので、やはり先生の言う事は聞くというあたりまえのことも大切なんだなと感じた。②イライラしたら運動する→イライラした時家の前を走ったり階段を往復するなど3分位の運動をするとすっきりした(その後の集中や脳にも良いらしい)。③分からない所は絶対放っておかない→捨て問以外の分からなかった問題を全てなくしていた。入試で実際に克服した苦手分野が出たので大切だと痛感した。④受験勉強の中に楽しみを見つける→上のクラスの学園長の授業を受けたいと思っていたので、上のクラスに行けるように頑張り、受けられた時は感激した。それは、次に頑張る原動力になった。⑤朝型→塾から帰るとすぐ寝て朝早く勉強する習慣をつけていた(入試当日、早朝から起きるため冴えていないように見える受験生が多く感じた)。⑥ポジティブ思考→ネガティブになった時は母が教科や担任の先生に相談し、励ましやアドバイスをもらい、今の自分を把握することもできた。
合格するために勉強も大切だが、これらの事もぼくの合格にはとても大きく影響したと思う。皆さんも、これを参考にして頑張ってほしいと思います。
「イベント灘中講座を受講して頑張れば絶対チャンスは掴める」と入塾の際、迎えて下さった教室の方をはじめ、担当教科の先生方、担当外の学年でも快く質問を受けて下さった先生方に感謝していることは、言うまでもありません。本当にありがとうございました。