6年生になるとどうしても志望校の模試や過去問が重要に思えてしまいますが、公開学力テストを疎かにしない方が良いです。なぜなら、日曜志望校別特訓やイベント講座でのクラス分けに大きく影響するからです。どのクラスに所属するかは合格に近づく目安になりますし、周りの友達から受ける刺激も大きくなります。5年生までとは違い、日々の課題に追われ公開学力テストに向けての勉強は難しくなります。その中で僕が取り組んだ公開学力テスト前ルーティン(算数・理科)を紹介します。
僕は算数に不安がありました。なので公開学力テスト1週間前から過去半年で間違えた問題を毎日1か月分ずつ解き直しました。時間にしたら15分ほどです。小問集合の大問2については間違えていなくても全問解き直しました。公開学力テストの成績が悪い時は大概算数の大問2で大きく失点するパターンだったからです。
理科は主に知識分野の見直しをしました。これも1週間前から毎日10分程度です。過去半年の公開学力テストで間違えた問題を解き直すこと、テストの解説を読み直すことが大事です。解説には問題に関連することにプラスして覚えるべきことが書いてあり、稀にそれが次のテストで出題されることがありました。理科の解説は思っている以上に重要です。
これらをうっかり忘れた月が2回ありました。その月は2回とも見事に順位が100位近く下がりました。1回目は3月で、まだ余裕がありました。しかし2回目の10月はさすがに後がないうえに、母から志望校の見直しを打診されたので、このままではまずいとかなり焦りました。
11月はそれまでの取り組みを忘れることなく受験し、久々に10傑に入ることができました。12月は最後の公開学力テストなので、さらに気合を入れて受験しました。その結果過去最高の成績で終えることができました。そして入試直前特訓では目標としていた2科目で0組に入ることができたので、入試に向けとても勢いがつきました。
たかが公開学力テスト、されど公開学力テスト。受験生のみなさん、少々悪い成績をとっても引きずらず、原因を必ず見つけ、絶対に挽回するぞという強い意志でがんばってください。そのがんばりは必ず志望校合格につながると思います。