僕は5年生の秋に土曜マスターコース生として浜学園に入塾しました。
浜学園で灘中に受かるために、灘中合格特訓を受講することを目標にしていましたが、最初のころは公開学力テストで、思うように実力が出せず、受講資格を得ることができませんでした。
何度か受験しているうちに、事前対策として何をするべきか、テストの時間配分をどうすべきかなど、得点を上げるうえで重要なことがわかり、5年生の終わり頃に、10傑に入り、受講資格を得ることができました。
やっとの思いで受講できるようになった灘中合格特訓で扱われる問題はとても難しく、それらをすぐに正答できる人達もいて、実力の差を感じ、悔しく思い、1つ1つの問題を解くうえでのポイントはどこにあるのかを考え、勉強をするようになりました。
6年生になると、最高レベル特訓算数の問題が5年生の時とは桁違いに難しくなり、「こんな問題が解けるようになるのか」と不安に思いました。それでも、最高クラスである0組を維持できるように、計算や問題条件の整理などのスピードを上げることを意識して、日々の勉強に取り組みました。
6年生の後期になると、日曜志望校別特訓が始まり、1か月に2回、朝から晩まで集中して勉強をすることに疲れを感じましたが、長時間の集中力が身につきました。すべての科目で0組に入ることを目指し、問題を何度か解き直すなど復習を中心に取り組みました。
正月には、灘中プレ入試を受験しましたが、思うような結果が出ず、「本当に合格することができるのか」と、不安になりました。この結果をきっかけに、入試に向かって、浜学園では18時から21時、自宅では朝5時から夜22時の就寝まで勉強し、悲願の合格を果たすことができました。
浜学園では、悔しさを味わえるクラス替えや、合格できる実力が養われる数々のテストなど、合格するためのたくさんのシステムがあり、自然と合格できたと思います。