私は第一志望である神戸女学院に無事合格することができました。私の体験記が少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。この体験記で私が伝えたいことは3つです。
1つ目は、4年生のときの勉強をおろそかにしない、そして基礎固めをしっかりするということです。4年生で習った知識を5,6年生では応用していくことになります。私は4年生の頃、理科でわからなかったところを悔しくて泣きながらも納得するまで調べ、解きました。4年生の時に徹底的に基礎固めをしたので、5,6年生では理科が得意科目になりました。
2つ目は、受験は自分が主体となることが不可欠だということです。模試や過去問がうまくいったときに喜ぶのも、うまくいかなかったときにどう受け止めるかも、すべて自分です。誰かのせいにすることができない中で、どのように自分で対処するかが大事になってきます。私は復習テストも公開学力テストの結果も、まず自分がマイページで確認することにしていました。自分で結果を受け止めてから、良かった点、悪かった点、次に向けてどうしていくかを親や兄と話し合っていました。自分で考えたことで成績が上がると自信にもつながります。
最後は、受験をいかに楽しめるか、そして笑顔で過ごせるかです。志望校も自分が「ここにいきたい!」と思える学校を選ぶことが大切だと思います。私は「あの学校に行ってあんな学校生活を送るんだ」と想像して勉強していました。アドバイザーの先生からは「入試の前日から当日のミニ講義もずっと笑顔だったね」と言われました。私が笑顔でいられたのは、結果よりも今まで頑張ってきた成果を出せる入試が楽しみだったからです。直前期は忙しく、緊張もするので笑顔で過ごすのは難しいかもしれませんが、笑うのは良いことだと思います。
先生方、お世話係さん、一緒に頑張ってきた友達、そしてずっと私を支えてくれた家族に心から感謝しています。特にL神女・四天・高槻コースの先生方には、自信につながる言葉をたくさんかけていただきました。受験勉強中はなかなか言えなかった言葉があります。その言葉は、「ありがとう」。関わってくださった皆さんに心から言いたいと思います。「本当にありがとうございました」。そして、この体験記を読んでくれたみなさんを応援しています。