(はじめに)私はこの春、第一志望校であった神戸女学院中学部に合格しました。この体験記が皆様のお役に立てれば光栄です。
(小4)Sクラスで入れましたが、特に算数がついていけませんでした。でも、私には大好きなマスターコースの国語の先生がいたから何とか乗り越えられました。その先生の授業はとても面白く、授業が終わった後に先生とたくさんおしゃべりをさせてもらいました。また、毎回国語の宿題に色々な質問を書き、やり取りさせてもらいました。
(小5)Vクラスから始めることができました。先生からのアドバイスを受け、5月から最高レベル特訓算数を受講することになりました。私は元々算数が苦手なので、毎回の復習テストの点数はとても酷く、どうしても受けたくない時はテスト・授業を休むこともありました。でも、それがあったから何とか最後まで続けることができたと思うので、しんどい時は休むこともおすすめします。(まあ、受けた方がいいのですが。笑)最高レベル特訓は6年生でとても役立ったので、初めから受講しておくべきだったなと後悔しています。
(小6春)5年生の時と比べて格段に宿題の量が増えました。通塾が週5、6日になったり、授業が長くなったりしてとてもしんどかったです。また、途中からコロナウイルスの影響で授業がWebやZoomになり、この先どうなってしまうのだろうか、まず受験はできるのだろうか…。などの不安でいっぱいでしたが、そんなことを考えている余裕はないと思ってとにかく頑張りました。
(小6夏)いよいよ受験の天王山と言われる夏がやってきました。でも、みんなが頑張っていたので、あまり自分がしている勉強に対してしんどいとは感じませんでした。行き帰りの電車の中で、友達とたくさん喋ったのは、いい息抜きになったなと思います。
(小6秋~冬)「社会の征服」が配られました。1通り解いてから、間違えた問題のあるページの右の方に付箋を貼り、電車の中で見直し、できると思う問題は左の方に、無理かなと思う問題は真ん中に付箋を貼り直す…という作業をひたすら続けました。さすがに苦手な問題でも、何回も見たら覚えます。そんなもんです(笑)。この頃、神戸女学院中プレ入試で苦手だった算数と4科で10傑に載れてとても嬉しかったです。でも、マスターコースのクラスがVからSに落ちてしまいました。結局上がることができたのですが、やはりこんな時期に!?と、とても不安でした。その時に母が「Sでも神女合格できるから。神女コースでは絶対全教科1組キープやで!」と言ってくれたことが凄く嬉しかったです。
また、日曜志望校別特訓では、国語、算数、理科全てで0組を経験することができ、とてもレベルの高い人達と一緒に勉強できて凄く良かったなと思っています。中でも国語は絶対に落ちたくないと思っていたので、国語が1組に落ちてしまった時は本当に悔しくて、しっかり勉強しました。なので、0組に戻れた時は凄く嬉しかったです。たくさん勉強した成果が出てきたのか、第4回の合否判定学力テストの4科では初めて100傑に載ることができて、嬉しすぎて泣いてしまいました。
(入試直前期)入試直前特訓が始まりました。電車の中で、今までに自分が間違えた漢字や慣用句などをまとめた語彙カードを見直すようにしました。その時に私は、『この語彙は、次出ても絶対に間違えないと思うものを破る』ようにしていました。初めは大量にあった紙がどんどんと減っていくのがとても気持ちよく、どんどん覚えた語彙の数が増えていきました。
(入試本番)いよいよ3年間の努力を出す日なんだな、と思って変に緊張し、先生から心配されてしまいました。でも、「ぜーったい大丈夫だよ!仁香ちゃんならいける!」と言ってもらえて、こんなに支えてくれる人がいるのに落ちるわけにはいかない!と思えました。
国語は、全て埋めることができたので、その後からの3科目をリラックスして解くことができました。算数は、自信はなかったけれど、浜で部分点をもらう練習をしてきた成果が出ました。社会は、「社会の征服」でやっていたものと傾向が変わっていたので少し焦りましたが、今年は問題数が多めだったのでとにかく解いていきました。
(終わりに)私は、浜学園に通っていたお陰で神戸女学院に合格することができました。成績が不安定でも相談にのってくれた先生、3年間全力で支えてくれた家族、通塾を共にし、励まし合った友達に感謝を言いたいです。ありがとうございました!