(はじめに) 私は、第一志望校である神戸女学院中学部に合格することができました。この合格は、逆転合格といって良いと思います。私の体験が勇気づけになればうれしいです。
(4 年 生) ぎりぎりの成績で入塾し、最初はHの中でも下の方の成績でした。宿題もテストも苦しみましたが、復習を中心にがんばると少しずつ点数も上がり、秋ごろにはSに上がれました。
(5 年 生) マスターコースはVSSの中で上位だったり下位だったりという1年で、Vには一度も上がれませんでした。しかし、1月の公開学力テストは、過去最高の偏差値で6年に向けて良い流れだと思っていました。算数に関しては、最高レベル特訓に通いましたが、後半はどんどん難しくなり、ついていけない状態でした。
(6 年 生) 5年生の最後は良かったものの、2月、3月の公開学力テストの成績が下がり、VSSからSに落ちてしまいました。この時は、「絶対上がってやる」という気持ちでがんばり、2か月でVSSにもどることができました。しかしその後、友達と遊ぶことが楽しくなり、勉強をしているつもりでも成績は下がっていくばかりでした。合否判定学力テストも良くてC判定でした。実はこのころ、逆転合格を軽く見ていました。過去に秋以降に成績を上げて合格した人の話を聞き、「こんな偏差値の人が合格するなら、私も合格できるかも」と思っていました。しかし、どれだけ努力をしても、成績は上がらず、7月~11月の公開学力テストはVSSから落ちたときよりも悪いほどでした。この時は本気で志望校変更を考えました。しかし、私は、神戸女学院がとても好きで、他の学校には正直行きたいと思えなかったので、本当に死ぬ気でがんばりました。すると、12月の公開学力テストでは少し偏差値が上向きになりました。そして本番、神戸女学院中学部の合格を手にすることができたのです。
(勉強方法) 6年生の後半、先生に質問をしたり公開学力テストのやり直しを見てもらったり、特に苦手だった社会は先生に重点的に勉強する内容を指導してもらって、小問を数多く解いたりしていました。私は朝が弱かったので、主に夜に勉強していましたが、ラスト1週間は本番に合わせて朝早く起きて勉強するようにしました。
(最 後 に) 私を合格に導いて下さったみなさん、本当にありがとうございました。後に続く受験生には、志望校は、最後まであきらめないでほしいと思います。