「この学校に行きたい!」
そう思ったのは、3年生の12月に神戸女学院の音楽会へ行った時でした。そして、4年生から浜学園に通い始めました。4・5年生では、復習テストでベストにのること、公開学力テストで偏差値60を目指して勉強をしていました。
6年生になって、トップレベル特訓が始まりました。トップレベル国語特訓では、記述問題の解答の作り方や選択問題の答え方、文法などたくさんのことを学びました。私は記述問題が苦手だったので、自分の解答を先生に見てもらいどこを直せばいいかなどを添削してもらうことで、少しずつ記述問題の解き方を理解していきました。トップレベル算数特訓では同じような問題を繰り返し解くので、最初は解けなくても最後は自分の力で解けるようになりました。算数は自分が間違えた問題をノートにもう一度解き直す「間違い直しノート」を作りました。ノートを見返すと自分がどういう間違いをするか、どの単元が苦手なのかが分かってきました。7月から日曜志望校別特訓が始まり、ますます忙しくなりました。宿題やテスト直しなど、やることが多すぎて消化不良になっていき、秋頃に成績が下がってしまいました。志望校を変更するかを家族で話し合い、私はとても悩みました。しかし、神戸女学院に行きたいと思った気持ちをあきらめず、最後の最後までやりぬこうと決めました。その後の入試直前特訓では、算数は「let’s go岡田山」を、理科はLS特訓や「ラスト100」を、社会は「社会の征服」を2回ずつやりました。できなかった問題を何回も繰り返しすることで、できるようになっていきました。算数の「間違い直しノート」は直前まで続けて、自分の弱い点を克服して受験に臨みました。
合格した時、「あの時、最後まであきらめずやり切って良かった」と思いました。みなさんも最後まで絶対にあきらめずに、自分や支えてくれた先生方を信じて頑張ってください。