私は、飛び抜けて成績が良かったわけではありません。しかし、神戸女学院に受かるという高い目標を立てて、その中で自分がどれだけ頑張れるかということを考えて勉強しました。その勉強の中で、特に良かったなと思うことをお話します。まず、困ったことや悩みがあったら、先生に相談することです。問題が分からなかったり、勉強方法を教えて欲しかったり、志望校について聞きたかったり、どんなことでも良いので一人で抱え込まず、是非相談してください。自分で納得するまで相談したら、とても気持ちがすっきりして、自信もつきます。
次に、目標と計画を自分で立てることです。私は先生と相談して、公開学力テストの偏差値目標を3月に53、6月に55、8月に57とすることを、大きな目標として立てました。その目標に向かってどのように勉強すれば良いのか、自分で計画を立てて頑張りました。自分のするべきことがはっきりとわかるので、やる気が出ました。計画は、自分で表を作って、週の初めに1週間のタイムスケジュールを立てました。大切なことは、自分で作り無理をしないことです。無理をしないということは、自分の出来る範囲で計画を立てるということです。一日にたくさん詰め込めばよいというわけではなく、自分で理解しないと意味がないですからね。
最後に、勉強は繰り返しコツコツとすることです。私は、理科の暗記が苦手だったので、朝の15~30分を使ってコツコツと暗記しました。また、算数は宿題の演習問題を多いときは4回くらい繰り返しました。その二つはかなり効果的だと思います。特に、算数を4回くらい回すことをはじめてからは、少しずつ復習・公開学力テストの点数が上がって、とてもうれしかったことを鮮明に覚えています。今、成績が良くなくて困っている人、勉強方法が分からずに悩んでいる人、まだまだあきらめないでください。コツコツ繰り返し頑張り、マスターコースで基礎を固めると良いと思います。あせらずに、自分が勉強したことに自信を持って受験に挑んでほしいなと願っています。最後まであきらめずに頑張ってください。