浜学園、というか塾になぜ入ったか覚えていないくらい軽い気持ちで入塾した。クラスはH1からスタート。中学受験のことなど頭になく、とりあえず行っているだけだった。でも、学校のテストでは毎回100点が取れるようになってきた。浜学園では毎回復習テストがあるので、がんばっていたのは事実。クラスは安定してH1だったけれど。5年生になってだんだんSクラスにもとどまれるようになった(ほとんどS2だけど)。この頃から「中学受験」の4文字が頭の片隅に現れ始めた。また、勉強がわかる楽しさをだんだん感じ始めた時期でもあった。宿題量が増えたけれど、がんばって、復習テストの点は上がってきた。自分の中では6年生になる前の5年生の最後の方が、受験前よりも緊張していたとこっそり思っている。5年生の終わりから6年生にかけてS2、S1、Vと上がっていった。Vになって初めての国語のテストは、宿題以外の問題も出て、記述の多さにびっくりした。宿題も2倍になった。さらに7月からは日曜志望校別特訓の宿題が追い打ちをかけた。さらにさらに9月からは模擬テストも増えて土日の宿題時間を削られた。学校の終了時間が遅くなると焦るくらいだった。宿題で夜12時になることも。父に終わりを決めて集中するように言われ、11時を目標に集中して取り組むようにした。ほんとに大変、大変。そんな中、変化が訪れた。塾に行くことがふっと日常生活にとけこんだ感じになった。塾に行っているという感覚はなく、苦痛でなくなった。その時は本当に驚いた。勉強が楽しいものになったのかもしれない。振り返ると、1年ごとにH、S、Vと下から上へ上がっていったことは、自分で驚くし、ほめたい。また、険しい道のりを上りきって山の頂で見た光景はすばらしかった。おまけだけど、受験2週間前の3日連続の模擬テスト後に体調を崩したので、体調管理はくれぐれも大切に。