①春
春期講習はM灘コースで受け、マスターコースと並行して5年生の最高レベル特訓を3回転ぐらいこなしました。父にチェック表を作ってもらい間違った箇所をピックアップして何度も解き、どのページにどの問題があるか覚えるくらい繰り返しました。日曜志望校別特訓のテキストにはその発展、6年生のマスターコースには同じ問題が良く出てくるのでしっかり復習しておくとよいと思います。ニュートン算や仕事算は5年生の最高レベル特訓の問題をやることで苦手意識が改善しました。今思えばこの時が一番苦しかったですが、この復習があとの夏期講習を乗り切れた理由だと思います。5年生の最高レベル特訓の復習は6月ぐらいまでに終わらせることができました。
②夏
日曜志望校別特訓が始まり夏期講習もM灘コースで受けました。社会はマスターコースも日曜志望校別特訓も入試直前特訓まで受けていません。算数と理科はA・Bがあって宿題の量が多くて大変でした。特に算数は7冠の過去問を元にした問題が特に難しく大変でした。灘コーステキストのS問題は自分には手に負えなかったので飛ばして、B問題を重点的に解くようにしました。理科は、熱・音や天体など、入試においての基礎が出てくるので、後々過去問がつまずいた時に夏期のテキストに戻ると良いと思います。また、灘コーステキストも重要な内容があるのでマスターコースの先生から指定された問題は解くようにしました。
③秋
過去問の演習を始めました。西京は12月からやることにしました。東大寺は、得意な国語はしっかり取りきれるようにいつも以上に時間配分に気を付けて解くようにしました。また東大寺の漢字対策として「漢字倶楽部」もしました。これが入試の時も国語の貯金になったと思います。JR京都駅前だけでなく四条烏丸の先生にも提出して記述のポイントを教えてもらいました。理科が難しく、5割も取れない時もありましたが毎回マスターコースの理科の先生に提出する時に、どこを直せば良いのかを見つけることができました。算数も先生に提出する際「考え方」の欄に、最大限の得点がもらえる書き方を教えてもらいました。理科と算数は過去問を20年解きました。それらを解いていくと東大寺の傾向が掴めた気がしました。また、算数と理科は夏期講習や日曜志望校別特訓の重要な問題をピックアップしてくれてそれを何回も解くようにしました。12月頃からわからない問題は毎週マスターコースの先生に聞きに行きました。算数は先生に言葉で伝えるようにしっかり書いて部分点をもらえるようにしました。
④冬
西京の過去問を12月頃から始めました。西京は内申は良くなくても偏差値が60で面接対策(一挙一動)をしていれば問題ないと思います。面接は志望理由と質問カード(あらかじめ面接の質問が配られる)の答えがわかっていれば大丈夫です。過去問では国語に当たる検査Ⅰは簡単で作文以外ほぼ満点だったものの、作文が難しく先生に書き方を教えてもらいました。算数に当たる検査Ⅱはテキストで見たことのない問題がたくさんあって戸惑いましたが、注意深く文章を読めば簡単に解くことができました。社会と理科に当たる検査Ⅲでは、社会の部分は公開学力テストのような感じで解くことができました。理科の部分は思考が必要な問題が難しかったですが、時間はそれなりにあったので余裕で全教科解けました。社会はプリント教材をもらってそれを何回も反復させました。また、時間切れにならないために、公民→歴史→総合→地理の順に解いていきました。この練習のおかげで入試本番でも見直しの時間を作れ、少しホッとしました。
⑤入試直前
入試直前特訓は早朝・午後特訓のどちらにも参加しました。入試直前特訓PART1の理科はとても難しかったけれど自分が苦手な物理を何度も復習しました。算数は総まとめという感じで日曜志望校別特訓で出た問題がたくさん出ていましたが、復習テストがとても難しかったです。算数もそろそろ大詰めに入り過去問もだんだん取れるようになってきました。国語も「漢字倶楽部」で間違えたところを直前までノートに貼って見返しました。社会の頻出問題は「自由自在」に付箋を貼ってそれを見るようにしました。理科は暗記単元を全て正解して水溶液や気体などの化学も半分ぐらい解けるように、そこだけ集中的に過去問を解くようにしました。西京は作文の書き方を何度も復習しました。
西京と東大寺という全く違う対策をする中、うまく両立させることで合格することができました。過去問を見てくださった先生、質問を遅くまで受けてくれた先生、本当にありがとうございました。途中つらいこともありましたが、皆さんも第一志望校に受かるためにあきらめず頑張ってください。