僕は、4年生の2月から浜学園に通い始めました。
いくつも塾を見て回りましたが、最も授業が楽しそうで生徒がみんな真剣に授業に向き合う姿を見て、僕もこれくらい真剣に勉強に打ち込んでみたいと考えたことが決め手になりました。
オープンテストではSクラス合格で、すぐにプール生として浜学園の教材に取り掛かりました。プール生の教材は学校でやったどんな問題よりも難しく、学校の勉強が物足りないと感じていた僕にとって新しい刺激で、簡単には解けないけれど、よく考えたらなるほどと思える面白い問題ばかりでしたので楽しみながら勉強に打ち込みました。
5年生の授業が始まった時には、Vクラスに上がっていました。僕は、元々最難関中学を受験するつもりはなく、難関中学の特待生合格を目指していたので、6年生になっても特訓等を取ることなく余裕をもって基礎を完璧にすることを目標にしていました。夏期講習など大変な時期もありましたが、マスターコースの内容をしっかりと身に着けることで日曜志望校別特訓が始まるまでVクラスを維持することができました。
6年生の夏期講習は通いやすい上本町教室で受講できる灘コースを受講し、志望校が西大和学園だったので秋からは星光・東大寺コースに移ることにしました。灘コースでは1組で、マスターコースは3科しか取っていなかったのでこのまま灘コースで3科受験で行くか悩みましたが、勉強していないはずの社会の点数が思いのほか良かったのと灘コースは勉強が大変そうだったので、星光・東大寺コースに移ることにしたのです。
結果は、第一志望の西大和学園には合格できませんでしたが、それ以外の受験校には合格を頂きました。今にして思えば、灘コースのまま頑張っていれば3科目受験で第一志望に合格できていたかも知れないと少し後悔することもあります。
少し大変でも楽することを選ばず、自分にできる最善を尽くしていればきっと結果が同じでももう少しやり切った気持ちになっていたかも知れません。これからは、迷ったら大変でも全力を尽くすことを選びたいと思います。