東大寺学園中学校と大阪桐蔭中学校(A特待)に合格しました。
教室は、西宮教室と上本町教室に行きました。大阪から西宮までは遠かったけれど、勉強は楽しかったです。それまではJRしか乗る機会がありませんでしたが、西宮教室に行く時は、阪急電車に乗れるというのも楽しみのひとつにしていました。
実は、初めて7冠特訓を受けたときは、合格校はゼロでした。自分では得意だと思っている算数の点数が一番悪かったのです。正直ショックでした。でもそこで諦めなかったことが、今の合格につながったと思います。
国語は苦手で、偏差値が50を切ったことも2、3回ありました。物語の心情を読み取ることが苦手で、どこを読み取ればいいのかわからなかったのです。字も汚いと、親からよく言われていました。同じ問題集を5回繰り返しました。問題文や解説、解答を読み込んでいくと、1回目ではわからなかったこともわかるようになってきました。1年ほどかかりましたが、そうやって実力をつけていき、国語は安定して高得点を取れるようになったのです。
灘中入試練習と解説講座は10時間という長時間です。自分ひとりでは挫折していたと思います。でも講座に参加すれば、同じ目標を持った友だちができます。周りの友だちの姿を見て、自分も頑張れたのだと思います。
浜学園の公開学力テストやテキストは3~5回解き直しました。繰り返し同じ問題を解くことで、苦手な問題も克服することができました。そんな努力が報われ、最後に受けた7冠特訓では洛南中、西大和中、甲陽中、星光中、洛星中に合格することができました。嬉しかったです。
振り返ると、体験授業を担当されたのは副理事長でした。先生の解説はスマートで簡潔でわかりやすかったことを覚えています。マンツーマンで副理事長の授業を受けられたのは幸運でした。そして算数がますます楽しくなりました。副理事長の赤ペン添削はとても丁寧でした。灘中を目指している人には太刀打ちできないとしても、副理事長の添削に応えるために、頑張ろうと思いました。
新6年生のみなさんへ
自分は入試直前の12月に過去問を解いたら点数が取れず焦りましたが、最後まで諦めませんでした。諦めずに続けていれば、結果はついてきます。
最後に、来年受験するみなさんに、エールを送ります。
『人に勝つより自分に勝て』