こんにちは。東大寺学園中学校に合格したT.A.です。ここでは中学受験に関する思い出について書いていこうと思います。
さて、私が浜学園に入塾したのは2019年7月のことでした。その頃はまだコロナウイルスも無く、私は自家用車1時間、更にJRで30分ほどの山奥から毎週土曜日に楽しく通っていました。
入塾当初の一番の友達は同じ講義から入塾した男の子でした。Hクラスからスタートした私は、彼やその他の同じクラスの子と楽しく点数を競い合っていました。そして間もなく10月にはSHSクラスにクラスアップ。その時、彼も一緒に上がりました。その頃私は東大寺学園という名前も知らず、彼と東海中学校を目指していました。ここでも私は友達と点数を競っていました。
しかし、その「塾生活」を大きく変えた日がありました。
それは、いきなりのVクラスへのクラスアップでした。
2019年12月。私はVクラスになりました。そこで見た光景はSHSとは比べ物にならない程の進みの速さといわゆる「努力の天才達」。そんな中で私の席は、「10傑」常連の子の隣。勿論その子の算数の復習テストは満点。恐ろしい実力の差でした。なにせ自分は20点だったのですから。
その頃、初めて算数の先生(我が家ではイス先生と呼んでいました)から東大寺学園という名前を聞きました。イス先生は私のことを、昔、東大寺学園に行った子に似ていると言ったのです。
2020年2月。私は案の定Sクラスにクラス落ちしました。そこには一番の友達がいました。算数はイス先生でした。
その頃からでした。新型コロナウイルスが猛威を振るいだしたのは。
そして2月28日。安倍前首相による学校臨時休校の要請がありました。浜学園の授業も全てWebになりました。再開したのは3月くらいでした。しかし在住が山奥かつ喘息持ちだった私は春期講習を含め、公開学力テスト以外Webを続けました。そして第1波が引いたころの6月になんとか対面授業に復帰しました。そして夏期講習前のクラス分けでVクラスに戻りました。
しかし、ここからが本番でした。
夏期講習もWebにした私は名古屋に毎週県を越して行くのは感染リスクが上がると悟り、2020年9月に浜学園をWebに完全切り替え。日曜志望校別特訓も2回しか参加できませんでした。しかし、やはりWebはWeb。計画通りには進まず。さらには4月~5月に学校が休校だったこともあり冬休みが削減されたため、余計に過去問演習との両立が難しくなり、大晦日には13時から翌日0時までぶっ続けでやったのを覚えています。勿論、紅白などオープニングの数分しか見てませんし、年賀状を書いたのもWebが終わった2021年1月1日午前0時半頃。
そんなこんなで迎えた新年。「今やれば来年は…」「今やらなければこの先の人生はない」ただそれだけでした。
3学期、学校に行くかに関しては、知り合いからは「行くな」との声もありました。母からも「今とこの先6年どっちが大事なの?」そうも言われました。そんな時はいつも「両方」と答え学校に最後まで行き続けました。
そうして迎えた受験当日。受験校は東大寺学園と東海中学校のみの省エネ受験。
東大寺学園入試。最初は何か緊張しましたが、不思議と算数の頃から変なテンションになり、「これで落ちたらもうどうかしてるでしょ!!(笑)」と思うようになりました。緊張したら負けの世界でした。なので、自分のお気に入りの曲を頭の中に流しながら受験を終わらせました。そして結果の発表日。学校でその結果をみていた私は、どうにかなるんじゃないかというぐらい嬉しくなったわけではありませんでした。(そもそも受かると思っていたので)それでも嬉しいには嬉しくてすぐさま学校の先生に報告すると先生も喜んでくれました。それが一番嬉しかったです。
結局感染リスクを考え、東海は受けませんでした。
こうして私の受験生活は終わりました。今は入学に向け勉強しつつも楽しい毎日を送っています。では、この辺りで終わっておこうと思います。