僕は、5年生の夏期講習から浜学園に入塾し、その後は土曜マスターコース、5年生の2月からはマスターコースになりました。浜学園での授業は、わかりやすく、先生も面白くて、楽しんで通っていました。けれど夏になって日曜志望校別特訓と夏期講習があり、宿題の量が格段に増え、宿題に追われる生活になりました。それでも「毎日頑張ってこなしていくことで自分の力になっていく」と先生が言っていたことを信じ、コツコツと取り組みました。その後、夏期講習では苦手分野をだんだんと把握することもできたので力がさらについたのではないかと思います。冬にはいよいよ大詰めとなり、勉強はさらに忙しくなりましたが、夏期講習の時より問題が解けるようになってきました。とは言え、受験当日間近であることに変わりはない為、焦りや不安がありました。なので東大寺直前特訓で合格の判定が出た時は、安心し、少し自信が持てました。
そしてついに受験当日になりました。前日までは特に緊張もなく普段と変わらない僕でしたが、初日の朝に受けた洛星中学校の理科で大失態をしてしまいました。一番最初の学校の一番最初の教科だったということもあり、緊張と焦り、不安によって頭が真っ白になりました。考えようとしてまた焦り、なんとか落ち着こうとしてまた焦るという、焦りの無限ループにいつしか僕は陥っていました。その結果、僕は解答用紙を半分ほど空欄にしたままで終わってしまいました。その時僕の心の中には焦りと不安がうずまいていました。どうしようかと思っていた時、僕はふと浜学園で学んだことを思い出しました。するとだんだん気持ちが前向きになり、次の国語と算数はいつも通りの調子で試験に臨むことができました。そして、無事に合格することができました。通知を見た時は心の底からホッとしました。あの時、あきらめずに気持ちを切り替えることができて本当に良かったです。
浜学園に出会い、ここで学べたことは、僕にとってずっと心強い支えとなりました。浜学園の先生方、支えて下さった方々、本当にありがとうございました。