僕は、3年生の終わりに両親に連れられていくつかの塾を見学に行きました。その頃の僕は受験をする気持ちは全くなく、連れて行かれるまま、訳もわからず見た中で選んだ浜学園に行くことになりました。
4年生の4月入塾時のクラスはH1でした。そこからクラス替えのたびにクラスが上がり、4年の12月にV2になりました。そこで初めて最難関校が志望校の候補に上がってきました。
初めは大阪星光を目指すことにしましたが、そのためには一つ上の東大寺学園を目指しておいた方がいいという先生のアドバイスの通り、東大寺学園を第一志望、大阪星光を第二志望として意識しました。しかしその頃の僕は公開学力テストの順位も変動が大きく、まだ受験も最難関も遠い存在だと思っていました。
しかし、5年生と6年生のときに東大寺学園の文化祭に行き、やはり行くなら東大寺学園がいいと思うようになりました。母も6年生の夏からは丸つけやスケジュール管理や難問集作りを手伝ってくれるようになり、僕も頑張らないといけないと思うようになりました。特に苦手な算数は今まで逃げていた直しから逃げないようにしました。
夏期講習の時はまだYouTubeを見たりゲームをしたりしてしまいましたが、入試直前特訓に入ると全て封印し、星光・東大寺コースで出された宿題を残さないように必死についていきました。でも、12月の公開学力テストが悪く、星光・東大寺コースの1組から2組に下がってしまいました。星光の4回の入試練習は全部合格、お正月の東大寺中入試練習も合格しましたが、過去問は東大寺、星光とも6年分全部合格者最低点に届いていなかったので、全落ちするかもしれないと不安になる日もありました。
でも、実際は受験した学校全て合格することができました。最後のコース通信に書いてあった「浜学園生に解けない問題は合否に一切関係ないのである」というアドバイスから勇気をもらい、受験当日はあまり緊張しませんでした。
東大寺の合格を母から聞いた時は、嬉しくて泣いてしまいました。
最後に、今まで僕を支えてくれた母と父、浜学園の先生方、お世話係さん、本当にありがとうございました。