4科目あれば、誰でも苦手な科目はあると思います。僕は本当に苦手だった国語を、最後の最後、本番試験で武器にすることができました。この僕の体験記を読んでくれた人が、少しでも希望をもってくれたら嬉しいです。
僕は4年生から入塾しました。最初からずっと算数と理科は得意でしたが、国語が苦手でした。公開学力テストで偏差値が50を切る時の方が多かったです。
「最後まであきらめずに頑張れば、必ず国語も伸びるから頑張れ!」と先生に言われた言葉を励みに、5年生までの国語は、マスターコースの復習テストで毎週平均点以上を目標に頑張りました。やり方は、長文の文章を覚え込むくらい何度も何度もやり直す方法をとりました。
しかし、Vクラスになるとテストが難しくて、なかなか平均点以上がとれなくなってきました。僕には国語の応用力がついていませんでした。でも僕は、浜学園の先生に言われた言葉を信じてあきらめずに、両親と一緒にもっと色々な方法を試してみることにしました。
色々と挑戦した甲斐もあり、6年生の夏くらいまでには分かってきたことがたくさんありました。僕は文章を勝手に想像する癖があったので、答えは文章の中にあるという意識を強くもつこと。テストでは、時間5分前に終われるように意識すること。選択肢問題と記述問題の取り組み方は変えた方がよいことなど、他にもたくさんありました。
僕なりの国語の解き方がようやく身についてきたのです。
最後の3ヶ月は家で母と毎日欠かさず記述問題のやり直しと語句・漢字練習を徹底しました。そして記述問題は浜学園にもっていって、先生に添削してもらい、何度もやり直ししました。
本番前ぎりぎりでその成果がついに出ました。入試直前特訓の最後の国語の復習テストで1位。正月の星光中プレ入試では国語の成績も良く、総合順位で11位。
そして、いよいよ本番試験。初日の星光。これまでの入試練習や星光中プレ入試で一度も悪いことがなかった算数で大きなミスをしてしまい、惜しくも不合格でした。実力を出しきれず、とても悔しかったですが、国語は合格者平均よりも7点も上でした。
2日目の西大和。前日の反省で算数はしっかり見直し、難しかったけれど手応えがありました。そして特に手応えがあったのが国語。西大和は難問が多いので、過去問ではだいぶ手こずりましたが、本番ではすごくできました。念願の合格!!大本命に合格できた嬉しさと達成感でたくさん涙が出ました。
僕のようになかなか国語が伸びずに悩んでいる人はいると思います。でも、絶対に最後まであきらめちゃだめです。
苦手だからこそあきらめずに頑張って武器にできたら、ものすごい達成感があって、とても気持ち良いです。最後の最後まで諦めずに、色々な方法をどんどん試してみたら、必ず自分に合った方法を見つけることができると思います。
そして何よりも、こんな僕をあきらめずに最後まで支えてくれた浜学園の先生、両親には本当に感謝しています。受験本番まで努力し続ければ苦手科目は克服できますので、最後の最後まであきらめずに頑張ってください!応援しています!!