私は小3の秋ごろ、Hクラスで入塾しました。きっかけは、受験をすることで未来の選択肢が増えるという両親の話にわくわくしたことでした。入塾したものの、最初は成績が上がりませんでした。でも、焦ったり不安になったりすることはなくマイペースにやっていました。今考えるとそれが良かったと思います。あまり目標意識が高いとストレスがたまると思うからです。
私は5年生の終わりまでずっと土曜マスターコースでした。塾に友達はおらず、淡々と通塾していました。両親がいつも言っていたことは「無理せずマイペースで、楽しくやれる範囲でいいよ」ということでした。私はそんなに言われなくても充分マイペースにしていました。勉強が嫌いになったら元も子もないからです。でもそんな中、西大和に行けたら楽しそう、と思うようになりました。両親は驚いていましたが、応援してくれました。そこから勉強が今までよりずっと自分事に感じられました。
そして大きな転機が訪れました。Vクラスに上がったことです。もともと算数は普通で、国語で成績を引っ張り上げるような感じでした。Vクラスに上がってからも国語は良かったのですが、算数はほとんど底辺でした。それに授業も難しく、初めは全然わかりませんでした。そのことに焦りを覚えたことはあまりありませんでしたが、底辺はなんとなく嫌なので、冠模試やLコースでの立ち位置を意識するようにしました。それがモチベーションとなり成績は上がっていき、合格することができました。
これから受験をむかえる皆さんに言いたいことは、自分を見失わないことと、最後まであきらめないこと。ここまで支えてきてくれた先生方、事務の方、両親、ありがとうございました。