4年生2月入塾
【5年生の1年間Vクラス】
国語の成績が良かったので5年生はずっとVクラスでした。算数は不得意でした。Vクラスの算数はテーマ教材を扱わないので私にとっては難しく、6年生からSクラスに下がってしまいました。算数ができない理由は、宿題をちゃんとしていなかったからです。6年生でのクラス替えは予想できたので、当然の結果だと思いました。
【6年生の1年間Sクラス】
不得意な算数に関しては、S1の方が合っていると感じました。学力レベルに合う授業を受けられたことで理解が深まりました。得意な国語にしても苦手な単元を基礎からやり直すことができました。今思えばクラス替えによって自分に必要な勉強ができたので、良いことの方が多かったように思います。
【気持ちが変わった時】
私は宿題を真面目にやらなかった時が何度もありました。そのうちS1での順位が下がり、さすがにまずいと思いました。でも6年生の夏にまたサボってしまい、お母さんからだけでなくお父さんからも怒られて塾を辞めさせられそうになった時に『塾を辞めてしまったら自分の唯一やり続けて来たことが無くなる』と思い、本気で勉強しようと決意しました。
【3科目偏差値60以上を目指す】
6年生夏以降、日曜志望校別特訓の9月からの受講資格である偏差値60を目指して頑張りました。算数の成績が上がり始め、無事3・4科目の偏差値が60以上になりました。まだまだ算数には不安がありましたが、目指す志望校は最難関だったので、先生に受講クラスを相談したところ、本気で取り組む人たちと一緒に学ぶことで緊張感を持って勉強できるはず!とアドバイスをいただき、6年生の最後までL洛南・西大和・神女コース2組で受講しました。Sクラスだけではやらない難問にもたくさん挑戦できたので、志望校のコースにして良かったと思いました。
【苦手科目との向き合い方】
算数はB問までを完璧に、得意とまで行かなくても苦手ではない状態にすることを目標に頑張りました。得意科目はさらに伸ばすためにトップレベル国語特訓を受講し、いろいろな構成の記述をたくさん解いたので、6年生の国語記述力錬成テストで何度か10傑に入ることもできました。国語強化に繋がったと思います。
【過去問への取り組み】
過去問に取り組める学力になるまでには、人よりも多くの時間がかかりました。11月に過去問を開始して算数は17年分、4科目では6年分を本校入試と県外入試の分も全て解きました。受験まで時間が無くて焦りましたが、分からない問題は算数の先生に何度も質問に行き、理解するまで教えていただきました。過去問に向き合うことで、苦手だったはずの算数を解くことが楽しく感じるようになってきました。合否判定学力テストでは最後まで西大和だけD判定でしたが、過去問をやりこむことで少しずつ合格点がとれるようになっていきました。
【A判定不合格、D判定合格】
合格発表。合否判定学力テストではほぼA判定だった高槻でしたが、過去問での相性は良いとは言えず。結果は不合格、ショックでした。
高槻不合格を知った2時間後に、西大和の本校受験でした。高槻に落ちてしまい、行く学校が無い!ガチでヤバい!と思いました。西大和だけは絶対落とせない!!自分にもチャンスがあるかも!あってくれ!!合格することだけを思い、過去一全力で挑みました。算数が難しかったけれど、解ける問題は落とさないよう諦めずに取り組みました。結果、第一志望の本校筆記試験に合格することができました。念願の西大和学園合格は、最高に嬉しかったです!
【振り返って思うこと】
得意教科一強でVクラスに在籍する場合の注意点があります。
自分もVクラスだから勉強ができるかのような錯覚をしないようにしましょう!
①Vではテーマを扱わないからといって、テーマを飛ばさないこと。基礎はしっかりやる!
②自分が苦手な科目から目を背けないこと。
③復習テストの点数が良くない時に、Vクラスのテストだから仕方ないと、都合良く解釈しないこと。
この3つが本当に大事だと思います。
【先生、お世話係さん】
何度も成績が上下し、判定で結果が出なくても、最後まで志望校を諦めろと言わずに全力で応援してくれた算数の先生とお世話係さん、ありがとうございました。細かく過去問のアドバイスをしてくださった各教科の先生、ありがとうございました。
第一志望に合格できて、本当に嬉しいです。