僕は5年生から双子の兄弟と同時に入塾しました。二人ともSクラスからのスタートでしたが兄弟は成績が良く、先にVクラスに上がってしまいました。僕は算数が苦手で成績が安定せず5年生の12月にはVクラスに上がりましたが、6年生の8月に再びSクラスに落ち、悔しい思いをしました。
それで夏期講習からは、苦手な算数に重点的に取り組むように努力しました。作図や条件整理を書く事を丁寧にやり続けていたら、解くスピードが速くなり、弱点を少しずつ克服していきました。9月から星光プレミアムブック算数を毎日やり、空き時間には情熱難問集ノートの直しをして、必ずマスターコースと日曜志望校別特訓の課題をするなど、毎日たくさん算数の問題を解きました。日曜志望校別特訓の課題の難問は解けなくて悔しくて泣いたときもありましたが、あきらめずに必死に取り組み、最後の12月のクラス分けでVクラスに戻ることができました。
入試直前特訓期には実戦問題を何回も解いて、自習時間には算数の宿題テキストを優先に取り組みながら、他教科の課題も進めました。入試直前特訓は毎日が集中・充実して、一日が終わるのが早かったです。
入試一日目。星光学院中入試は緊張しすぎて、落ち着いて受験できませんでした。落ちたと思いました。でも、二日目の西大和学園中入試に気持ちを切りかえました。二日目の午前中は時間があったので、入試直前特訓のテキストを見直しました。三日目の東大寺学園中入試の朝は、西大和学園の結果に自信がなくて緊張と不安でいっぱいでした。そのとき、応援に来て下さった算数の先生から「落ち着いて時間配分を考えてスピーディーに取り組みなさい。」と直接アドバイスをもらいました。それで気持ちが楽になり、落ち着いて試験に臨めました。
僕は苦手な算数に積極的に取り組んで、つらくても入試最後まであきらめませんでした。その結果、第一志望の西大和学園に合格できました。いつも前向きに指導して下さった浜学園の先生、励まし支えて下さった教室事務の方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。