4年生で浜学園に通い始めた時は算数と理科の2教科でした。私は算数がとても苦手で初めはテストが40点台で泣いていた時もありました。理科は得意でしたが5年生後半頃から雲行きが怪しくなり、苦手になってしまいました。最後まで算数と理科の苦手意識は続きましたが、どんなに公開学力テストや復習テストが悪くても心の片隅では「どうにかなるやろ」と思っていました。親には楽観視をしないように言われていたけれど、私は「次がある!」と思うことで逆にテスト対策に真剣に取り組めた気がします。
5年生、6年生と学年が上がるにつれ宿題も増えましたが、中でもしんどかったのは最高レベル特訓と日曜志望校別特訓です。5年最高レベル特訓算数では宿題では解けるのに、テストで解けないことが多く、120点中80点なんてこともありました。そんな時でも落ち込まずに復習と直しを繰り返しました。繰り返すことは「こんなにやってきたんだから大丈夫!」という安心材料にもなった気がします。小6最高レベル特訓理科は授業について行くのに精一杯でしたが、楽しんで受けていました。7月からの日曜志望校別特訓は成績の変動もあり、辞めたい時もあったけれど「ここで諦めたらあかん」と思って1組で頑張りました。
冬に過去問を始めてからも点数が取れず、私を落ち込ませないように母は点数を伝えてくれませんでしたが、西大和は合格点に届いていなかったそうです。私自身、点数が足りていないことはわかっていたけれど「最後まで実力は伸びる」という先生の言葉を信じて、とにかく目の前のことをコツコツやり続けました。
一番印象に残っているのは入試3日前の理科のテストです。夏期講習の復習で100点を取って当たり前、と言われたのに、なんと50点以下でした!しかも凡ミスなどでもなく本当にわからない問題が結構あり、自分の余りの出来なさに絶句しましたが、苦手分野を洗い出せて良かった、と思いました。何よりもここで諦めてこれまでの積み重ねを無駄にしたくないと思ったので、次の日は理科の夏期テキストをやり込みました。今だから笑えるけれど、本当に笑えないくらい危ない橋を渡ったと思います。
受験勉強は、とにかく楽しんで授業を受けること、基礎基本を大切にすることです。そして何よりも伝えたいのは「最後まで諦めないこと」が合格への道だということです。
こんな私の合格体験記が少しでも皆さんの励ましになれば嬉しいです。
最後まで応援してくださった浜学園の先生方、事務員さん、本当に有難うございました!