私は小学3年生の2月、浜学園に新4年生として入塾しました。私は当時Sクラスの真ん中くらいで、科目ごとで多少のばらつきはあったものの、偏差値はだいたい55くらいでした。しかし入塾してすぐにコロナの影響で塾がしばらく休みになってしまいました。そのためWeb配信などはあったものの、ほとんど家で勉強していました。そして夏休みが明けたころくらいに塾が再開しました。すると休みの期間中に理科の暗記ものを覚えたおかげで、偏差値が60くらいまで上がっていました。しかも5年生になってもその成績はすぐには落ちず、初めは届きそうにもなかったVクラスの資格も取れました。
しかし夏を過ぎてから、成績が落ち始めてしまいました。まず今まで暗記だけだった理科に計算が入ってきたことで、理科の成績が落ち始め、今までは偏差値が60以上あった国語も、ときどき偏差値が57や58くらいになってしまう時が出てき始めました。そうして理科と国語の成績が落ち始め、5年生の後半ではついに偏差値が60を切ってしまいました。しかも、全体的に内容が難しくなっているのですぐに元の偏差値に戻すことはできませんでした。しかし6年生になってから、後にアドバイザーになる先生に「まずは国語をするべき」というアドバイスを頂いたことをきっかけに、少しずつ偏差値が元に戻り始めました。まず国語が元の偏差値の60まで復活し、それに続いて算数、理科、社会と偏差値を60くらいまで上げていき、最終的には偏差値を63まで上げることができました。そして、見事に第一志望校に2回(A日程、B日程)とも合格することができました。
私はこの経験で、途中で失敗したりつまずいたりしてもうダメだと自信を失ってしまっても、最後まであきらめずに頑張ることが大切だと感じました。ですから、みなさんにも最後まであきらめずに頑張ってほしいです。