僕は小さい時から鉄道好きでした。いくつかの私立中学のクラブ活動には「鉄道研究部」があることを知り、鉄道一筋の僕はそれがきっかけで中学受験を決意し、浜学園に通い始めました。
僕がこの3年間前向きにがんばれたのは、二つの軸があったからです。一つは、「鉄道研究部のある学校に行きたいという強い気持ち」、もう一つは「目の前の目標を一つずつ乗り越えること」です。
4年生の時は、Sクラスで復習テストのベストに入ることを目標にしました。宿題は計画的に進めて、間違えた問題はもう一度解き直し、復習テストや公開学力テストの直しもしました。4年生で勉強の進め方の土台が作れたと思います。
5年生ではVクラスとなり宿題も増えて、この時期が一番しんどかったです。しかし、時間の使い方を工夫して、ペースがつかめるようになりました。また、夏期・冬期講習は復習中心の内容なので、ここでしっかり苦手分野の宿題を丁寧に取り組んで、弱点をなくしていきました。
6年生の前半では、公開学力テストで100傑に入ることを目標にしました。テストで間違えた部分のまとめノートを作り、苦手意識のある分野はもう一度マスターコースのテキストに戻り、自分の弱点をつぶしてきました。すると100傑表に名前がのるようになり、自分がやってきたことに達成感もありましたが、さらに自分の学力を上げたいという向上心もわきました。
夏期講習では、講習会は西宮へ、マスターコースの授業は伊丹でと移動もあり、昼から晩まで塾にいる日が続きましたが、一緒に頑張る教室の友達の存在が力になっていました。
後半では土曜日に高槻中対策講座、日曜日に日曜志望校別特訓と目まぐるしい一週間が続きました。しかし高槻中学に合格するという目標がはっきりあったので、気合を入れて取り組むことができました。
入試直前期は、過去問を解くことと、テストの間違いを集めた自分用のノートを解き、「問題が解けた」という自信をつけていきました。
高槻中学の入試本番は、今までの自分を信じ、いつも通りを心がけました。その結果、無事に合格することができ、さらに男子の合格者最高得点を取ることができました。今まで頑張ってきたこと、努力は報われるのだと思いました。これも浜学園の先生方やお世話係さん、いつ何時も一緒に頑張ってきた伊丹教室の仲間、常に癒しをくれた弟、隣で支えてくれた母、お弁当のチャーハンを作ってくれた父のおかげです。本当に感謝しています。ありがとうございました。
僕は目標を持つことで日々をがんばることができました。そして目の前の目標に一つずつ取り組むことで、成長することができたと思います。また、辛い時もありましたが鉄道研究部に入りたいという思いがあったからこそ乗り越えられたのだとも思います。これからもこの経験を活かし、高槻中学校で勉強と鉄道研究部、色々な活動をがんばっていきたいと思います。