この体験記で僕が伝えたいことは主に二つあります。
一つは、よく先生が言っている「努力は実る」ということです。努力は実ると言われても、努力した結果はすぐには出ないので少し行動しづらいと思いますが、一度でいいから公開学力テストに向けて一ヶ月間全力で勉強してみてください。テスト中は、あまり感じないと思いますが、結果を見た時にわかります。学力が見ちがえるほど上がっているのです。しかも学力が上がったことをきっかけに自信がわきます。ここで僕が伝えたいことの二つ目である「自信の大切さ」という話につながります。自信がなぜ大切なのか、それは自信がわくことで自分のモチベーションが上がり、「自分はこんなに高い点数を取れるのか」と気付かされて、合格へ近くなったような気がするからです。そんなことを考えるうちに、自然と勉強への意欲が高まり、楽しくなってきます。
結局、僕が言いたいことは、受験は全て自分で造るということです。起点となる努力というものをおこなうのも自分です。試験を受ける時も自分一人です。そのようなプレッシャーにたえる道具である自信を造るのも自分です。
ここまで少し固い話をしたと思いますが、その過程を乗り越えた先に合格というゴールがあると僕は考えます。受験までまだまだ時間はあります。残った時間を大切にして、合格を勝ち取ってください。
つけたしますが、試験の前日は今まで自分がやってきたことが正しいと信じて、次の日を待ったり、今までのノートを見返したりして、いつもよりも早く寝て、体を休めるのが良いと思います。