この体験記が今努力して頑張っている皆さんの力に少しでもなればとても嬉しいです。
私は6年生の9月に志望校を白陵中学校に決めました。算数はそれまで取っていたトップレベル特訓を辞めた分、なるべく早く塾に行って分からないところをたくさん質問して苦手を克服していきました。10月の合否判定学力テストも順調に終わり11月には大事な白陵中プレ入試がやってきました。この試験は実際に白陵中学校の教室で受ける事が出来るのでやる気が出ます。自分の持っている力を出し切り10傑に入ることが出来ました。とても嬉しくて自信がつきました。
月に2回の日曜志望校別特訓を経てあっという間に入試直前特訓。算数の入試直前特訓のテキストは繰り返し解くと必ず力になります。また過去問特訓の添削では先生からのコメントが楽しみでどんどん算数が好きになりました。ついに入試前日。おやすみコールで緊張がほぐれ、今までやることはやれたので特に心配もなくぐっすり眠れました。そして入試の日。いよいよ試験が始まる前になってから私は普段にはないくらい緊張してしまっていつものように出来ませんでした。それでも合格点には届いている様な気がしていました。翌日に合格発表。結果は「不合格」でした。あまりにもあっけなく終わってしまって自分でもどうなっているのかよく分からずパニックになってしまいましたが、先生に話を聞いてもらってなんとか落ちつきました。長い受験勉強の期間でしたがこの日の気持ちは忘れられません。白陵後期。試験を受けるのが怖くなりましたが、コースの先生方が自然に、でもいつも以上に温かく迎えてくださいました。「行かないと後悔するけど行って後悔することはないよ。」と言われ、勇気をもらったので最後の力を振りしぼって今までやってきた事を信じて試験中はただ目の前の問題のことだけを考えて出来る限りの事をしました。白陵後期合格発表。後期で受かる事は難しいと思っていましたが、発表を見に行ってくれた父から「合格だったよ。」と聞いたとき本当に嬉しかったです。波乱万丈の受験になりましたが結果的に「最高のフィナーレ」を迎えることができました。素晴らしい最後を迎えられた理由はいつも熱心に指導してくださり、辛い時こそ親身になって応援してくださった先生方、そして調子の良い時も悪い時も変わらず見守り続けてくださったお世話係さん、家族の支えがあったからだと思います。受験勉強に向かう日々の中でやる気や自信を失いかけることがあるかもしれませんが大逆転はあります!!
最後まであきらめずに皆さんも自分を信じて「最高のフィナーレ」を迎えてください。
浜学園の先生方、教室の皆様、本当にありがとうございました!!