僕は、この春受験した全ての学校に合格することができました。しかし決して順風満帆な受験生活ではありませんでした。
僕は新4年生からマスターコースを受講し始めました。プール生の時の公開学力テストの成績がよかったためVクラスでスタートできました。喜んだのもはじめだけで、Vクラスの復習テストの平均点が高すぎて周りについていけず、すぐにSクラスに下がってしまいました。特に頑張ることもなくそのままSクラスで4年生を過ごしました。5年生になり算数の最高レベル特訓が始まりました。気合が入って何度も「最高レベル特訓(以下最レ)」の問題を解きました。解くというよりも問題と答えをひたすら読んでパターンを暗記しました。また計算問題も毎日親の目の前で解きました。その成果もあって5年生からは算数の公開学力テストの偏差値が60と安定してきました。
国語は5年生から記述力養成講座が始まりました。講座のあと家に帰ったら解いた記述の解答についてどういう根拠で書いたのかを毎回親に説明しました。理科はサイエンスを分野別に何度も読みました。だんだんと成績が安定してきてVクラスに上がることができました。しかしまた喜んだのもつかの間、Vクラスの底辺をさまよいました。次こそはクラス落ちしたくないとなんとか粘りましたが、6年生になりSクラスに下がってしまいました。
6年生になりクラスにこだわりはなくなりました。Sクラスでも宿題は全範囲を一応しているし、当初から志望校の白陵と須磨学園はSクラスの上位でも合格できると思ったからです。6年生では日曜錬成特訓や算数の最レは取りませんでした。その代わり国語の記述講座の見直しを丁寧にしたり、5年の算数最レを何度も暗記したりしていました。
夏休みは大変でした。別教室の男子最難関コースに昼から行って、夕方所属教室に戻ってくる生活でした。夏休みは朝6時半に起きて、算数の復習問題集を解いてから朝食、勉強1時間、息抜き30分のサイクルで生活していました。ゲームと動画は親にやめるように言われましたが、モチベーションが下がるから少しはやりたいと言うと納得してくれました。夏の男子最難関コースの問題はとても難しく、解くというよりも何度も暗記してから復習テストの前日に解いてみるというやり方をやっていました。
9月からの日曜志望校別特訓は須磨・白陵コースに入りました。日曜志望校別特訓の問題は夏の男子最難関コースに比べるとそれほど難しくない内容でした。9月から学校がはじまり、朝6時半に起きて算数の復習問題集と小問スペシャルを終わらせてから学校に行っていました。学校から帰ってからは息抜き1時間、勉強1時間、息抜き30分のサイクルで生活していました。9月から白陵の過去問特訓TARGETが始まりました。家では集中して過去問に取り組めないので受講してよかったです。白陵中プレではA判定でしたが中途半端な成績でした。
10月・11月に白陵の過去問と須磨2回目の過去問をやりながらマスタ―コースと日曜志望校別特訓の宿題をこなすのは大変でした。そして冬休みの入試直前特訓になりました。朝6時半起床、勉強1時間、息抜き30分のサイクルで生活していました。大晦日も元旦もずっとこのペースを守り続けました。
試験の前日になりました。親が僕に気合いを入れさせるために、何度も浜学園の先生たちの応援動画を見せてくれました。何度も何度も見ているうちに気合が入ってきたような気がしました。
当日は浜学園のみんなで話しながら受験会場に行ったので緊張しませんでした。試験が開始し国語の文章が頭に入ってこず焦りましたが、算数は自信をもって解くことができました。結果はすべて合格。受験が終わってみると大変だったけれど楽しい浜学園生活でした。
熱意のこもった授業をしてくださった先生、励ましの声かけをしてくださった事務員さん、最後まで息抜きをさせてくれた両親、そしてともに競い合った仲間たちに感謝しています。本当にありがとうございました。